何で買ったか分からないシリーズ 3
東山すみ監修『東山魁夷 〜美の世界シリーズ 第2巻 「ひとすじの道」』日経映像、1999年、55min
東山魁夷(1908-1999)の回顧展で購入したのだろうが、こんなに買わなくてもいいのにと思う。したがって、何で買ったか分からないシリーズとする。
この巻は東山魁夷の生涯を扱う一代記といったところである。東山魁夷は横浜生まれの神戸育ちだ。
唐招提寺御影堂の開山忌の3日間の賑わいから始まる。唐招提寺障壁画「濤声」、「山雲」
東京美術学校の時の木曽へのテント旅行が回想される。
25歳でドイツへ留学。
すみ夫人が結婚当時のことを回想する。父は川崎小虎という画家であった。東山魁夷はどん底を経験した。
「残照」は鹿野山からの眺望だ。
そして、「道」
「花明り」は京洛四季シリーズで円山公園の枝垂桜を描いた。
唐招提寺御影堂の障壁画は『東山魁夷 「山雲濤声」(1976)で見た映像の再利用である。
白い馬の見える風景シリーズ「白馬の森」が間に挿入される。
「凍池」の製作風景
第二期障壁画の前に、中国旅行が始まる。「桂林月夜」
そして、第二期障壁画は水墨画であった。「揚州薫風」、「黄山暁雲」、「桂林月宵」となる。
はっきり言って、このシリーズのダイジェスト版で、あとは、テーマに沿って時間も短い。
#東山魁夷
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