2018年03月購入図書
3月の桜の開花が早く、24日には満開となった東京である。錦糸公園で花見をして知り合いと酒を飲んだ。人生はそれで良い。もう何も望むものはないのだから。
(購入後記)
カテゴリは自分でつけたものだが、【知】の一貫性に欠けるため迷いが生じて過去のを調べたりして時間の無駄かと思った。しかし、カテゴリは絶えず現実にチャレンジされることで検証され知の再構成を行っていく。本を読んで行きたくなるような店が何軒書けているのか。山口瞳の『行きつけの店』(1993年)は明らかに人間関係が面白い店であるが、もうないと言ってもよい店ばかりなので行きたくても行けない。
新書は編集が重要であり、帯を見て腰が引けたが、興味本位で手にすることもある。
放送大学はテレビを見ないため知らなかったが、情報分野で結構本を出していてoazoの棚で手が届くところにあった。
井筒俊彦の「東洋」の解明というエサに釣られて手にした。著者は現象学者だし、井筒俊彦の弟子でもない。
政治過程を考えるのに、今回のルボタージュは面白いと思った。
今月の課題図書は「自信」。
来月の課題図書は「リーダーシップ」。
最後に読書術の本を買って打ちのめされる。しばらく、本が買えなくなるかもしれない。
【思想】
飯山陽『イスラム教の論理』新潮選書、2018年
斎藤慶典『「東洋」哲学の根本問題』講談社選書メチエ、2018年
【知】
江弘毅『いっとかなあかん店 大阪』140B、2017年第2刷
加藤浩、土屋俊『記号論理学』放送大学教育振興会、2014年、2015年第2刷
鎌田浩毅『理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント』中公新書、2018年
軽部謙介『官僚たちのアベノミクス 異形の経済政策はいかに作られたか』岩波新書、2018年
【経営】
アメリカ海軍協会、武田文男・野中郁次郎共訳『リーダーシップ 新装版[アメリカ海軍士官候補生読本]』日本生産性本部、1981年、2015年新装版第10刷
下園壮太『自衛隊のメンタル教官が教えてきた自身がある人に変わるたった1つの方法』朝日新聞出版、2016年
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