2017-07

視聴時間

『花の百名山 9』(2002)

『花の百名山 9』NHKエンタープライズ21、2002年吉野山には暮れと春など3回行った。雪の降る吉野山の静けさもよいが、ヤマザクラを大勢の人に紛れて見るのもまた良いものだ。金峯神社から西行庵を訪ねたな。このDVDの語りは渡辺美佐子氏で、音...
読書時間

『中世のなかに生まれた近世』(2013)

山室恭子『中世のなかに生まれた近世』講談社学術文庫、2013年0.凡例山室恭子『中世史研究叢書 中世のなかに生まれた近世』(吉川弘文館、1991年)を文庫化したもの。サントリー学芸賞 思想・歴史部門受賞。kindle版がでており、文庫版は品...
古都を旅する

八百三

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の森まゆみ氏の3回目は「八百三(やおさん)」でした。姉小路通にある柚味噌(ゆうみそ)の専門店です。森まゆみ氏の持っている容れ物に入れると大した量になります。魯山人の書の看板がありますが、地味です。プラス1...
四都手帖

四都手帖2017年08月【編集中】

2017年8月の私的な愉しみと記憶葉月の京都は暑いという思い出しかないが、もちろん五山送り火が好きだった。大文字の火床へ登ったことを昨日のように思い出す。せめて五山送り火の焼印のついた本田味噌本店のインスタント味噌汁で夏をおくることにしょう...
読書時間

『定家明月記私抄』(1986)(その2)

堀田善衞『定家明月記私抄』新潮社、1986年第2刷松岡正剛氏の千夜千冊の17番で堀田善衞の『定家明月記私抄 正・続』が取り上げられていたのを読んで。少し気をとりなおす。松岡正剛氏が「こんなに先を読み進むのが惜しく、できるかぎり淡々とゆっくり...
読書時間

酒司 飛鳥のカウンター

山﨑武也『人生に必要なことはすべて茶席に学んだ』講談社、2009年岡倉天心の『茶の本』が著者の茶道の原点という。伝統に浸ることの喜びを著者は述べている。伝統賛美に少し反発を感じながらも読んでいくと、「稽古の場でも、先生がその都度、床の間に掛...
視聴時間

『花の百名山 8』(2002)

『花の百名山 8』NHKエンタープライズ21、2002年宝剣岳は厳冬期に2回行った。ロープウェイで千畳敷ホテルまで上がって、翌日の天気次第で宝剣岳や木曽駒ケ岳を登る。この山で笠松さんや松井さんが亡くなった。夏のコバイケイソウの群落の咲く周期...
古都を旅する

大悲閣

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の森まゆみ氏の2回目は「大悲閣」でした。大悲閣千光寺は桂川右岸の嵐山の山腹にあります。大堰川の橋の西詰の道を川沿いに歩き、モンキーセンターを見送り進んで行き、川幅が狭くなり岩が出てくると星のや京都で、その...
断片記憶

幸福を感じるための作法

久しぶりに以前よく行ってた居酒屋へ顔を出した。店内は改装して広くなった。何もかも新しく感じた。柱の側に通されたが、以前あった千社札の貼られた柱は綺麗になっていた。小上がりもテーブル席になっていた。どこか野暮さの残る品書きを見ながら、居心地の...
書籍目録

2017年06月購入図書

2017年06月購入図書(購入後記)本は電子書籍を読むことにして、紙は減らそうと思うのだが、どうにもうまくいかない。モラルとエシックスに関して関心があるので、買ってしまった。語彙の本を手にしたのも、明治近代国家が翻訳語をどのようにして発明し...