目白大学へは初めてだ。平成6年創設の大学である。母体となった目白学園は大正12年に研心学園を創立したのが始まりだ。
落合駅から歩いたので、妙正寺川を渡り、西武新宿線の開かずの踏み切りを越え、五の坂を上がった。
正門から入ると、樹々の間に創設者夫妻の胸像がある。
目白大学のキャッチコピーは「育てて送り出す」だ。しかし、教室には「主師親」の額があった。これは、日蓮上人の『開目抄』の最初に出てくる言葉で、尊敬すべきものをいう。主とはいわゆる主人ではなく、国や地球といったものと解釈されるとフォーラムの責任者の閉会の挨拶での話だった。時代により解釈は変わるということである。「主」とは何か考えさせられた。
フォーラムは10号館の最上階(9階)の階段教室で行われ、懇親会は1号館の地下で催された。ストーンサークルのところがLEDでライトアップされていたのを見て、正門から六の坂を下って帰ってきた。
目白大学
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