『片岡義男 本読み術ー私生活の充実(シリーズ日常術12)』(1987)

読書時間

甘夏書店さんで入手した片岡義男著『片岡義男 本読み術ー私生活の充実(シリーズ日常術12)』(晶文社、1987年)を読む。

そもそも、この本は持っていたので「古書空間」のカテゴリに入るのはおかしいのだか、手放してしまったとみえる。

「本を読むための旅」を読むと、「新幹線の中で読んで、到着した町のホテルの部屋で読んで、町を散歩して、そして歩いているとかならず雰囲気のいいコーヒー・ショップがみつかるので、そこでまた読んで。どうしてこんなに楽しいんだろう、と不思議な気持ちになるほど、これは楽しいです。感動というものを体で感じますよ。」(30頁)とある。

京都に本を読むためだけに行く話である。新幹線の中で読むのは私も同じだけれど、京都で本を買うという点が私と異なっていた。もっとも、この本は英語読書術がテーマである。あとがきを読むと、「時間術」→「読書術」→「英語読書術」へと範囲が狭まったとある。

ホテルで過ごした明くる朝の写真が33頁にある。この景色はどこだか分からないけど気になる。煙突から白い煙が出ているのだ。

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