川本直,樫原辰郎編『吉田健一 ふたたび』冨山房インターナショナル、2019年第2刷
ここに来て、何故、吉田健一なのか?
1938年生まれの富士川義之氏(第一世代)以外は、みな、若い世代の執筆者(第三世代)である。川本直氏の定義によれば私は第二世代だ。
そもそも、連休は吉田健一を読むためにライブラリーの段ボール箱を片付けて、本棚まで道を開通させるはずだったが、生来の怠け者は、若者達が書いた本を読むことで済まそうとしている。
注)第一世代 生前に交流があった批評家
第二世代 吉田健一(1912-1977)がなくなる前に生まれ、リアルタイムで著作に触れた愛読者
第三世代 物心がつく以前に吉田健一が亡くなっていたり、その存命中には生まれてさえいなかった。
#吉田健一
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