読書時間 古典を読むとはどういうことか テキストは先人が読んで解釈したものが知識遺産として既にあり、われわれはそれを辿りながら読み直すことをする。解釈というのは他と比較すれば相対的なものになる。絶対的な読みがあるわけではない。なので、読み直しを通してテキストに新たな読み方を加える... 2014.08.16 読書時間
読書時間 法務部門の役割とは 芦原一郎『法務の技法』(中央経済社、2014)ビジネス法務の部屋で山口利昭弁護士が睡眠時間を削って推薦してくれた本なのである。ビジネス法務の部屋2014年7月3日(木)著者の社内弁護士の経験やノウハウを82のテーマで文書化した実務書である。... 2014.08.16 読書時間
読書時間 『古語拾遺』を読む 斎部広成撰、西宮一民校注『古語拾遺』(岩波文庫、1985年、2013年第18刷)訓読文だけ読んでみた。44頁あり、ゆったりした作り(書き込みが容易)なので読み通すことができた。解説が75頁あるので、気合入れないと読めそうもない。要約を写して... 2014.08.15 読書時間
読書時間 『延喜式』が身近になる 虎尾俊哉『延喜式』(吉川弘文館、1964年、2012年新装版第5刷)本書は「『延喜式』についての、正確な基礎的な専門知識を平易なかたちで提供しょうとする」意図で書かれたものである。『延喜式』の「式」は「「律(りつ)」「令(りょう)」「格(き... 2014.08.14 読書時間
読書時間 『日本の岩場 第3版』(1975) 小森康行著『日本の岩場 第3版』(東京新聞出版局、1975)を本棚から取り出してながめる。「ロッククライミングを対象にした岩場の案内書」である本書の初版は1970年だ。小森康行氏はベルニナ山岳会からJCCと活躍したクライマーで山岳写真家だ。... 2014.08.12 読書時間
断片記憶 オンラインツールの時代 本を読んでもすぐに眠くなる。また、替えて読んでも眠くなる。老い先のない身なれば、あちこち散りばめるのではなく、このブログを利用してアーカイブしておこう。同じ本を読んでも感じるものは違う。その感じを思い出すためどこかにあるはずの本を探すことに... 2014.08.11 断片記憶
読書時間 『椒庭秘抄ー待賢門院璋子の生涯』(1975)を読む 北白川の古書善行堂さんで買った角田文衛著『椒庭秘抄 待賢門院璋子の生涯』(朝日新聞社、1975)を読む。箱付きの初版本だ。その後『待賢門院璋子の生涯ー椒庭秘抄』(朝日選書、1985)とタイトルと副題が入れ替わっている。椒庭とは皇后の別称のこ... 2014.08.10 読書時間
読書時間 基礎ということ 二畳庵主人/加地伸行『漢文法基礎 本当に分かる漢文入門』(講談社学術文庫、2010年)本書は加地伸行氏が二畳庵主人としてZ会で連載した「漢文法基礎」から生まれた『漢文法基礎』(増進会出版社、1984年)を復刊するに当たり、「その方針としては... 2014.08.09 読書時間
読書時間 『平安京とその時代』(2009)を読む 朧谷壽・山中章編『平安京とその時代』(思文閣出版、2009年)は山中章氏の序によると実質は『朧谷壽先生古稀記念論集』とのこと。山中章氏が平安京研究に欠かせない書として以下をあげている。古代學協會編『桓武朝の諸問題』(古代學協會、1962)角... 2014.08.08 読書時間
旅の時間 温習會2014の番組をいただく 舞妓さんから温習會の番組をいただく、女将さんの手本でさっき書いたばかりだ。10月3日と6日の最初「長唄 菊づくし」が出番だ。2日と5日の最後「上方唄 相撲あま」を観れればお姐さんへの挨拶もできる。さて、何日にするかなあ。 2014.08.07 旅の時間