読書時間

『日本の岩場 第3版』(1975)

小森康行著『日本の岩場 第3版』(東京新聞出版局、1975)を本棚から取り出してながめる。 「ロッククライミングを対象にした岩場の案内書」である本書の初版は1970年だ。小森康行氏はベルニナ山岳会からJCCと活躍したクライマーで山岳写真家だ...
断片記憶

オンラインツールの時代

本を読んでもすぐに眠くなる。 また、替えて読んでも眠くなる。 老い先のない身なれば、あちこち散りばめるのではなく、このブログを利用してアーカイブしておこう。 同じ本を読んでも感じるものは違う。その感じを思い出すためどこかにあるはずの本を探す...
読書時間

『椒庭秘抄ー待賢門院璋子の生涯』(1975)を読む

北白川の古書善行堂さんで買った角田文衛著『椒庭秘抄 待賢門院璋子の生涯』(朝日新聞社、1975)を読む。 箱付きの初版本だ。その後『待賢門院璋子の生涯ー椒庭秘抄』(朝日選書、1985)とタイトルと副題が入れ替わっている。椒庭とは皇后の別称の...
読書時間

基礎ということ

二畳庵主人/加地伸行『漢文法基礎 本当に分かる漢文入門』(講談社学術文庫、2010年) 本書は加地伸行氏が二畳庵主人としてZ会で連載した「漢文法基礎」から生まれた『漢文法基礎』(増進会出版社、1984年)を復刊するに当たり、「その方針として...
読書時間

『平安京とその時代』(2009)を読む

朧谷壽・山中章編『平安京とその時代』(思文閣出版、2009年)は山中章氏の序によると実質は『朧谷壽先生古稀記念論集』とのこと。 山中章氏が平安京研究に欠かせない書として以下をあげている。 古代學協會編『桓武朝の諸問題』(古代學協會、1962...
旅の時間

温習會2014の番組をいただく

舞妓さんから温習會の番組をいただく、女将さんの手本でさっき書いたばかりだ。10月3日と6日の最初「長唄 菊づくし」が出番だ。 2日と5日の最後「上方唄 相撲あま」を観れればお姐さんへの挨拶もできる。さて、何日にするかなあ。
旅の時間

Au Bon Mielさんへ伺う

2014年8月6日の午後遅く左京区北白川の蜂蜜専門店のAu Bon Mielさんへ寄り、大久保さんから北白川のお話を聴いて、お茶をご馳走になった。 山梨県産の日本ミツバチの蜂蜜を注文したら、裸瓶にグレゴリ青山さんデザインのシールを貼ってから...
断片記憶

山片蟠桃賞について

山片蟠桃賞の受賞者を調べようとして大阪府のページを見たが一覧はないし、第21回以前の過去の受賞者も分からない。 しかし、贈呈理由等のWordファイルを開いたら、過去の受賞者一覧が入っていた。 山片蟠桃賞 第12回山片蟠桃賞を受賞したフランス...
読書時間

『日本の神々「先代旧事本紀」の復権』を読む

『日本の神々「先代旧事本紀の復権」』(大和書房、2004年)は上田正昭氏と鎌田純一氏の二日間(2002年11月12日と13日)の対談を本にしたもの。 「先代旧事本紀」の偽書説は序文に「聖徳太子撰」と書いてあるのに本文にそれ以降のことがいっぱ...
読書時間

友人の背中を見よ

福島師は友人の背中を見よといった。 「友人の背中を見るゆとりは、自分の足元を見ることにつながるのです。」 「同期生として、ともに頑張って来た友人の背中が、しおれていおるように見えたら、自分の背中のことも考えてみるんです。 居丈高に、傲慢に見...