古都を旅する

平城宮跡

週刊新潮の「とっておき私の奈良」山折哲雄氏の1回目は「平城宮跡」だった。「奈良の空は日本一」だという。青々と澄んだ空が高く奈良盆地を覆うさまを想像してみた。小野老朝臣が太宰府で詠んだ「あをによし寧楽の京師は咲く花の 薫ふがごとく今盛りなり」...
古都を旅する

赤膚焼大塩正人窯

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の島村菜津さんの4回目は「赤膚焼大塩正人窯」だった。赤膚焼は奈良の西ノ京の五条山の麓にある窯場である。島村さんは正人(まさんど)窯の器に一目惚れしたという。プラス1は「樫舎(かしや)」という和菓子屋である...
古都を旅する

清澄の里「粟」

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の島村菜津さんの3回目は「清澄の里「粟」(きよすみのさとあわ)」だった。奈良の伝統野菜を作って店で食べさせてくれる。しかも☆ひとつもらっている。まず、奈良ではどこで作っているか分からない野菜ではなく伝統野...
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『老舗考』(1980)

「老舗」について、鰻屋で、どういうものなのかという話を知人としてみたが、うまい説明が見つからなかった。明治40年創業のこの店は「老舗」と言えるのだろうか。知人の「老舗リスト」には入っていないという。「老舗」を手元にある岩波古語辞典を引いてみ...
書籍目録

2015年01月購入古書

2015年01月購入古書【思想】大河内一男編『現代日本思想大系〈第15〉社会主義』筑摩書房、1962年松田道雄編『現代日本思想大系〈第16〉アナーキズム』筑摩書房、1963年第2刷【京都】「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典...
書籍目録

2015年01月購入図書

2015年01月購入図書【思想】大竹弘二、國分功一郎『統治新論 民主主義のマネジメント (atプラス叢書)』太田出版、2015年小田実『でもくらてぃあ【小田実全集】』講談社、Kindle版、2012年南直哉『善の根拠』講談社現代新書、201...
古都を旅する

玉井製麺所

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の島村菜津さんの2回目は「玉井製麺所」だった。三輪素麺はスローフードである。この初瀬川の側の玉井製麺所は大正2年創業した。三代目の素麺師の玉井昭治が天日干しは最後になったという。三輪素麺の天日干しの風景も...
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『とくとく花仙』(1991)

丸谷才一、大岡信、井上ひさし、高橋治『とくとく花仙』文藝春秋社、1991年文學界の以下の花仙をまとめたもの菊のやどの巻 1989年新年特別号大魚の巻 1990年新春特別号加賀暖簾の巻 1990年8月号ぶり茶飯の巻 1991年5月号丸谷才一と...
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『茂山千五郎家のおまわり』(2003)

和らいの炊いたん和らいの和えたん和らいの揚げたん和らいの焼いたん和らいの炒めたん「おまわり」とはおかずのことである。茂山千五郎監修『茂山千五郎家のおまわり』(ロック・フィールド、2003年、非売品)を見ていると心が和む。
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大神神社

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の島村菜津さんの1回目は「大神神社」だった。島村氏はイタリア美術史がご専門とかきいている。むしろ、スローフードの方で有名になったと思う。プラス1はフレンチの「ル・ベンケイ」だった。桜井から近鉄郡山まで決し...