断片記憶

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猛暑

快晴で猛暑の予想が出ている。本を元あった場所に戻せないと思って少し不安になる。郷土資料館で曳舟川の歴史を遡っていたのだ。荒川放水路の工事が完成したのは昭和5年(1930年)なので、曳舟川は荒川放水路で分断されてしまった。分断後の曳舟川がいつ...
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夏を歩く

少し気管支の調子がよくない。何年か前にもあった気がする。御嶽山が噴火で登山が出来なくなった年のことだ。ロープウェイで上がって黒沢口7合目の覚明行場山荘で力餅をいただいて退散した。10年はあっという間だな。東大の駒場キャンパスを歩いてみて、自...
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変化を楽しむ

堀正岳氏のライフハック・ジャーナルが久々に来た。彼も50歳になるという。彼のLifehacking.jp | Lifehacking.jpというブログを見て何冊か本も買ってきた。その彼が「変わること自体を目標にする」と書いていた。人生に目標...
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墨東懐古

ここでは、都々逸の会や江戸の売り声の会など様々な遊びの会が催されました。写真のようなこの空間が私たちの時間と共にあったことは忘れません。
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『活字浪漫』(1997)

目黒考二『活字浪漫』角川書店、1997年目黒考二氏が亡くなったことは『本の雑誌』2023年5月号で知った。昔読んだ椎名誠の怪しい探検隊シリーズに鰐目画伯と一緒に出ていたのを思い出す。批評家として北上次郎のペンネームで書いていたのはよく読んだ...
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向島の思い出

2023年5月31日をもって旬菜佐とうは営業を終了した。向島の名店が一つなくなった。最終日に行けてよかった。
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「探索式2023」5月の状況

(概況)4月にばらけてから、あまりまとまりがない。上巻が下巻に繋がるなどの自然な関係が見られた。(考察)本と本が繋がるとはどういうことかを考える必要がある。買った本は、過去に買った本の繋がりで買っているものもあり、ここでは、読んだ本や読みた...
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読み飛ばさないということ

1.基礎を固めるということ油井宏子氏の『古文書はじめの一歩』(柏書房、2008年)では、読めた字をマイ字典に書くことを勧めていた。読めない字ではなく読めた字を字典で引くことで得るものがあると言う。くずし字はひとつ読めても似たような字が山ほど...
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古文読解への筋途

読書猿氏の『独学大全』の語学学習の要諦は学習内容に対する雑音と学習方法についての雑音を排して、時間をかけた分成果が上がると信じることだ。古文は単語、文法、読解の順でいこうと思う。単語の意味をすらすらと説明できなくなっている自分に気づいたので...
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「探索式2023」4月の状況

(概況)探索式読書の3月までの状況は、芋蔓をメインにしていた。4月は芋蔓を切ってみた。自由を与えて関連を探る試みである。(考察)飽きやすい性格とエントロピー増大に対抗できずにいる。読書関係図は緩い繋がりを示しているようだ。
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夜な夜な『権記』

藤原行成、倉本一宏編『権記』角川ソフィア文庫、2021年現代語訳、読み下し、原文、解説の順に配置しているので、頭に入りやすい。といっても、読み下しを見て、原文(返点付の漢文)を読めるかというと、古文の知識がないと読めない。注が無いので読みっ...
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RIP Mutsugoro

畑正憲氏が2023年4月5日に亡くなられた。湖に潜る話を読んだのが最初だった気がする。その後は動物王国が好きだった。ご冥福をお祈りします。
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ルネ・デカルトの「第二省察」を読む

ルネ・デカルト、山田弘明訳『省察』ちくま学芸文庫、2006年、2018年第10刷2022年の暮れに買って、山田弘明氏の解説を読んでみたが、本文は「第一省察」を読んで、そのままになっていた。今回読む「第二省察」は人間の「精神の本性」がテーマで...
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「探究式2003」3月の状況

(概況)探索式読書の3月までの状況は、芋蔓が伸びないで、孤立する傾向が明らかになった。読書の傾向は読書の目的によるのであるという前提からすれば、3ヶ月毎に読むテーマを決めるドラッカー流の読み方がよいこであろう。(考察)語学と読書は両立しがた...
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桜花を詠む

移ろへば 風に降り敷く 桜花盛りも知らず 訪ねきたれば