断片記憶

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夜な夜な『権記』

藤原行成、倉本一宏編『権記』角川ソフィア文庫、2021年 現代語訳、読み下し、原文、解説の順に配置しているので、頭に入りやすい。といっても、読み下しを見て、原文(返点付の漢文)を読めるかというと、古文の知識がないと読めない。注が無いので読み...
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RIP Mutsugoro

畑正憲氏が2023年4月5日に亡くなられた。湖に潜る話を読んだのが最初だった気がする。その後は動物王国が好きだった。ご冥福をお祈りします。
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ルネ・デカルトの「第二省察」を読む

ルネ・デカルト、山田弘明訳『省察』ちくま学芸文庫、2006年、2018年第10刷 2022年の暮れに買って、山田弘明氏の解説を読んでみたが、本文は「第一省察」を読んで、そのままになっていた。今回読む「第二省察」は人間の「精神の本性」がテーマ...
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「探究式2003」3月の状況

(概況) 探索式読書の3月までの状況は、芋蔓が伸びないで、孤立する傾向が明らかになった。読書の傾向は読書の目的によるのであるという前提からすれば、3ヶ月毎に読むテーマを決めるドラッカー流の読み方がよいこであろう。 (考察) 語学と読書は両立...
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桜花を詠む

移ろへば 風に降り敷く 桜花 盛りも知らず 訪ねきたれば
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冷たい雨が降る弥生の末

桜が満開になっても雨が続く。桜まつりも雨で散々な年になった。 飲みすぎたので、YouTubeとらじるで過ごしてしまった。気がつくと終わっている。何も頭に残らない。「歌と歴史でたどる『万葉集』」も第50回で終わりになった。
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何を知りたいのか(絵画編)

5W1Hで知る絵画とは何か。絵画についての知識はどのように自分の中で構成されてるのか、されていないのか。考えてみれば、カテゴリ論によると、意味の数だけ世界があることになる。文節化し始めればどこまでも文節化できるが、意味として同じカテゴリに入...
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「探索式2023」2月の状況

(概況) 探索式読書の2月までの状況は、芋蔓が伸びないで、孤立する傾向が出てきた。全然探索式になっていないので、そもそもプロジェクトにならない。選択と集中は内圧でコントロールするのは難しく、常に外圧が必要な性格なのであろう。 (考察) 1月...
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一年の速さ

この一年何を読んできたのだろうか。ブログを遡って読んでみた。何がよかったのかはっきりしない。本を読む時間をもう少し作り出すことにしようと思う。読むことは読まないことでもあるので、断念することも受け入れるしかない。 習慣化することができないの...
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『前方後円墳の世界』(2010)

広瀬和雄『前方後円墳の世界』岩波新書、2010年 段ボール箱から付箋だらけの本が出できた。 内容は覚えていないので、付箋を取ろうと思ってそこだけ読んでみた。図1-1は五色塚古墳である。明石海峡を望むこの古墳を見に行ったのはこの本を読んだこと...