四都手帖

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四都手帖2016年12月【編集中】

2016年12月の私的な愉しみと記憶 今年もできることなら師走の京都を味わいたい。 遅くまで残る下鴨神社の糺ノ森の紅葉を観て、イノダコーヒで午後のお茶した後、先斗町の居酒屋でてっぱいをアテに酒を飲み、芸舞妓のいなくなった祇園のお茶屋に挨拶し...
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四都手帖2016年11月【編集中】

2016年11月の私的な愉しみと記憶 霜月は紅葉の季節だ。 【古都】 聖護院門跡 特別公開 9月10日〜12月18日(10月13日〜16日、11月5日、11月28日、29日は休止) 旧三井家下鴨別邸 10月1日〜 (水休み) ◯特別公開で一...
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四都手帖2016年10月【編集中】

2016年10月の私的な愉しみと記憶 何と言っても、この秋の盛りの古都は外せない。花街では一年の稽古の成果を発表する踊の会が楽しみである。番組に書く自筆が年々上手くなるのを眺めるのも密かな楽しみの一つである。 ずいき神輿を何年も観たいと思っ...
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五条坂陶器まつり2016年

献上三笠とは、奈良市下御門町(しもみかどちょう)にある鶴屋徳満の三笠の名称のこと。三笠は笠を三つ重ねたような山相の若草山の別称。「今上陛下皇太子の御時、立太子の御奉告に橿原に行啓のみぎり、献上の光栄に浴しましたので」、それ以来「献上三笠」を...
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和中庵の二階のガラス窓

夏の旅で「和中庵」を見た。「人工絹糸」いわゆるレーヨンが発明されると、それを「人造絹糸」と命名し「スキー毛糸」のブランドで財をなした近江の五箇荘出身の藤井彦四郎が、贅を尽くして建てた、東山大文字山の麓の鹿ヶ谷の建築群である。漢学者長尾雨山に...
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四都手帖2016年9月【編集中】

2016年9月の私的な愉しみと記憶 岸和田はだんじり祭で有名だ。 地車(だんじり)は太鼓と笛と鐘の音が耳についたら離れなくなる。 【古都】 非公開文化財特別公開 〜9月30日 藤田家住宅(西陣の元帯屋) 上賀茂神社 本殿、権殿、庁屋(平成2...
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水都にある地味な美術館

七条より京阪電車で淀屋橋へ向かう。 中之島は堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲である。そんな水都でランチをしょうと大阪市中央公会堂の地下にあるレストランへ向かう。レストラン&バル 中之島ソーシャルイート アウェイクとちょっと長い名前だ。庶民的な...
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三十三間堂の団扇

三十三間堂は売店とロッカーのあった附属の建屋を工事していて、入口から直接に本堂へ繋がる仮設のスロープができていた。雷神さんにいきなり挨拶した。ご祈祷をお願いして、おしるしの団扇をいただく。去年は線香二つだったのを思い出す。千手観音座像の右手...
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御手洗祭2016

【情報】 2016年の下鴨神社のみたらし祭は、7月23日(土)から7月31日(日)にみたらし池に足を浸して一年の無病息災を祈る。夏の土用に行われる年中行事だ。 初日の23日は午前9時〜午後10時 平日は午前5時30分〜午後9時 金、土、日は...
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「四都手帖」始める

「四都手帖」の試みは7月8月の私的な楽しみを載せることから始めたい。過去の旅を振り返り、新たな興味を加えてみた。 「四都手帖」の四都とは何か。 湖都、水都、旧都(cute)、そして古都の四都を巡る本や旅の記憶 近江は近い湖の国、湖国といわれ...