断片記憶

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夢枕獏の結界

夢枕漠の結界 この結界に入ると、外を隔てる壁はなく、季節が冷気や暑気を通して膚から感じられ、宵の空、桜の闇を静かに眺めている自分が見える気がする。エンターテイメントは苦しみ、悲しみを昇華していまう力がある。また、時期が来たら読み直そうか。
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来年の大石忌は?

今年の大石忌はお茶屋の中居さんが、積極的に勧めてくれなかったので、見送りましたが、来年の3月20日(木)の大石忌に豆そめさんが舞うと本人から聞きました。同期の杏佳さんも一緒だそうで、見に来てと言われると断るのが難しいなあ。都をどり、五花街、...
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岳宝剣

宝剣岳 松井登(45才)さんが千畳敷カールで1995年1月4日に雪崩に巻き込まれ5日11時半遺体で発見される。この雪崩は松井さんら2人のほか4人のパーティーも巻き込まれている。 最後に見かけたのは、八ヶ岳のジョーゴ沢でのアイスクライミングの...
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阿弥陀岳北陵

阿弥陀岳北稜 この山には北稜もあるが2ピッチと短い。ただし取り付きまでラッセルがきつかった。12月で雪が岩稜について雪を払っての登攀になる。笠松美和子さんのパーティと鈴木昇巳のパーティが赤岳鉱泉に着ていたが、鈴木パーティは小同心クラックだっ...
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双子山

双子山  石灰岩の山はルートがいくつもあった。中央稜はやはり取付きが決め手か。フレークに足を突っ込んでずり上がる。
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一ノ倉沢衝立岩中央稜

一ノ倉沢衝立岩中央稜  雪渓からテールリッジへ飛び移るのに間が出来ており緊張した。
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恐怖の味噌汁

恐怖の味噌汁  山の怪談話。世にも恐ろしい味噌汁「今日麩の味噌汁」をいかに盛り上げて話すかが決め手。 一ノ倉沢にテント張ってたときの夜咄の思い出。
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富士山

富士山 5月の終わり三島口新5合目から登る。測候所ではゴミを燃やしている職員もいて雲上人の暮らしぶりが偲ばれる。
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赤岳西壁主稜

赤岳西壁主稜  残雪期にガイドの桑原さんとお客さんとメンバー2人で来た。ゴールデンウィークの後で雪が少ない。核心部は取付きであり凹角のピッチが文三郎から見つかるかどうかだ。
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明神岳東稜

明神岳東稜  残雪期に桑原スクールでやってきた。明神池裏の養魚場にテントを設営し下宮川谷を詰める。トラバースでヤブがひどく苦労する。草付の登りに終始する。バットレスの凹角に手こずる。越えれば主峰である。