Goinkyodo

書籍目録

2024年07月購入図書(その5)

MR.BIGがKindleの半額セールをXしてたのでポチる。(購入後記)永井均氏の本を読んでいて入不二基義氏の本を読むだろうと予想していた。すべては推しの勢いである。【思想】入不二基義『問いと問う 哲学入門講義』ちくま新書、2023年、ki...
古都を旅する

京都競馬場

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家の宮島未奈氏の4回目は「京都競馬場」でした。『成瀬は天下を取りにいく』で2024年「本屋大賞」を受賞した宮島未奈氏が訪れたのは淀の競馬場でした。私も馬主席から眺めて、馬券を買ったことがありまし...
読書時間

『法隆寺を歩く』(2009)持って法隆寺へ行こう!

上原和『法隆寺を歩く』岩波新書、2009年梅原猛『美と宗教の発見』(講談社学術文庫、1976年)の上原和氏の解説を読んで上原和氏の本を読みたくなった。『斑鳩の白い道の上にー聖徳太子論』(朝日新聞社、1975年)は見つけられていないが、本棚に...
書籍目録

2024年07月購入古書

文月は雨と暑さが交互にくるのは、梅雨前線が上下することによる。太平洋高気圧が強まって梅雨前線を押し上げると梅雨明けとなる。(購入後記)山内志朗氏の【夢ラテ】第5クールでドゥンス・スコトゥスを読むことになったが、資料のPDFがプリントしても読...
読書時間

『都市祭礼と中世京都』(2024)

河内将芳『都市祭礼と中世京都』法藏館、2024年「序にかえて」を読む。先行研究が列挙された「序にかえて」を読んでいくと、いちいち注を確認したくなる。河内将芳氏の書かれたものを中心に読んできたことがわかる。関係する論考を読みたくなったが、入手...
読書時間

『『吾妻鏡』の合戦叙述と〈歴史〉構築』(2022)を読み始める

薮本勝治『『吾妻鏡』の合戦叙述と〈歴史〉構築』和泉書院、2022年薮本勝治氏の『吾妻鏡』論を読む。歴史研究者の批判的読書と文学研究者による批判的読書の違いはあるのか、それとも気のせいなのか。小松英雄を読むことで、文学研究者と言語学者の解釈力...
書籍目録

2024年07月購入図書(その4)

文月は天気があてにならない月だ。花火大会もあるので本を増やすことを自粛してきた経緯がある。当日のスペースを確保するため適当に何処かに仕舞われて読みかけの本が見つからなくなることが度々生じた。もっとも、いつだって読みかけの本ばかりであるが、今...
書籍目録

2024年07月購入図書(その3)

文月は本を買うのが後ろめたくなる月である。花火で部屋の片付けが入り、その後で、いつも本が見当たらなくなる。といっても、論集は易々とは読めない。愉しみを邪魔されたくないのはやまやまであるが、まだ、暫くは花火鑑賞会は続くのであろう。(購入後記)...
古都を旅する

誠心院

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家の宮島未奈氏の3回目は「誠心院」でした。『成瀬は天下を取りにいく』で2024年「本屋大賞」を受賞した宮島未奈氏が訪れたのは新京極でした。誠心院は真言宗泉涌寺派の古刹で和泉式部に縁のあるお寺です...
読書時間

『天皇論「象徴」と絶対的保守主義』(2024)は子安宣邦先生の最終講義だった。

子安宣邦『天皇論 「象徴」と絶対的保守主義』作品社、2024年第一章『古事記伝』の最初で最後の愛読者子安宣邦先生が、小林秀雄『本居宣長』(新潮社、1977年)を取り上げたことで、しばらく小林秀雄を読むことになった。しかし、読みきれないまま本...
断片記憶

暑中お見舞い申し上げます

今年も暑い夏となりました。皆様、くれぐれもご自愛ください。
書籍目録

2024年07月購入図書(その2)

文月は熱波の時期でもあるらしい。久々に大垣書店でブックカバーをしてもらう。京都では市電で本を読む人のブックカバーとしてちょくちょく見るが、東京ではまず見かけたことがない。(購入後記)『調べる技術』の第10講は発売後2週間で陳腐化した。しかし...
旅の時間

夏の旅コレクション

飲み過ぎた翌朝は食欲がない。それでも、イノダを覗いたが、外で並んでいる人はいなかったが、中で待っていた。三条通を歩いていて、東大路通を越えてCAFE GREEN DOORという看板が目に入った。今まで全く気が付かなかった。案内に従って路地へ...
旅の時間

久々に朧谷先生の講義を聴く

4月に申込んでいた古代学協会の公開講座を聴きに、夏の京都に来てしまった。もう、何年も夏の京都に足を運んでいない。暑い外を歩き、涼しい室内で休み、また、暑い外に出で、涼しい室内へ入ることを繰り返しているとものすごく体力を消耗してしまう。汗をか...
読書時間

『J・S・ミル 自由を探求した思想家』(2024)

関口正司『J・S・ミル 自由を探求した思想家』中公新書、2024年J・S・ミル(1806-1873)の生涯を考える時、J・S・ミルは中流階級出身で学校教育を受けていない点が最初に挙げられる。父親からの私教育により精神形成が行われた。3歳から...