葉月は本を買うばかりでなく、本棚の取合いを楽しんでいる。買ったら出すの方針が続けられればと思う。
(購入後記)
『Pythonではじめる会計データサイエンス』は研修のビデオで取り上げられていたので、買うことにした。Pythonというよりは、会計データサイエンスの全体観を知りたいと思った。
『一遍聖絵』は断片しか知らないので通しで読んでみたくなった。凡例が読みやすくなってきたのは、古田島洋介『日本近代史を学ぶための文語文入門』(吉川弘文館、2013年)で基礎知識が増えたせいだろう。古田島洋介氏の指摘はもっともであるが、一般書では難しいと思う。
『二〇三高地』は長南政義氏の論文をいくつか読んでいたので、一般向けの新書を買うことにした。読み通せれば他の本も買うことになる。
西きょうじ氏の『英文法の核』は以前買ったが、問題演習編に本編で書ききれないことを書いたとYouTubeの講座で言われていたので、買うことにした。しかし、肝心の『英文法の核』の本編が花火の後で見当たらないのは困ったことだ。Morite2氏が選ぶ英文法のNo.1の参考書なのだが、置いているところが少ない。今は、高校では英文法はやらないというし、中学校レベルの英文法が仕上がっていないと理解するのが難しいのだろう。しかし、大人なら暗記ばかりを強いて理解できない英文法書は読めない。薬袋善郎氏の黄リー教は、中学校レベルの文法知識を前提にしていないので、くどく感じる。ただ、自分から復習しなくても、著者が何度も書いているのを読むことで自ずから復習できて記憶に定着しているので、教授法としては優れている。青リー教から始めた時は、中学校レベルの文法知識が前提だったので、あまり吸収できなかった気がする。腹の底からわかった気にならなかった。
【経営】
稲垣大輔・小澤圭都・野呂祐介・蜂谷悠希『Pythonではじめる会計データサイエンス』中央経済社、2023年
【歴史】
大橋俊雄校注『一遍聖絵 聖戒編』岩波文庫、2000年、2024年第12刷
長南政義『二〇三高地 旅順攻囲戦と乃木希典の決断』角川新書、2024年
【言語】
西きょうじ『英文法の核 問題演習編』株式会社ナガセ(東進ブックス)、2016年、2023年第6版
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