皐月も後半は頭が疲れているので、漢文を読むことにしました。『資治通鑑』はしかし、ある時期これが読めることを目標にしていたことを思い出しました。もはや庄屋の主人が白文を読んでいた時代は過ぎ去り、ほぼ読めないものとなっています。本書は返り点付き漢文、読み下し文があり、漢文を読む醍醐味を味わえます。解説が丁寧で古代の世界に入りやすいと思いました。
(購入後記)
古勝隆一先生のXでの推しによってポチりました。読みたい時に読むのを原則にしてますので、kindle 版はやむを得ない選択です。しかし、昔買った本が見えてれば結論は違ったものになったのかもしれません。<追記>参照。
【漢文】
司馬光、田中謙二編訳『資治通鑑』ちくま学芸文庫、2019年、筑摩eブックス
<追記>
竹内照夫『資治通鑑 中国古典新書』(明徳出版社、1971年)がお片付けで出てきて、偶々、欲しいという人がいましたのでお譲りしました。こちらは、党錮の話を訓読で読んだことがありましたので、この暗い話を本当に読めるのかなと一瞬思いましたが、欲しいという人には差し上げる方針でしたので抵抗はしませんでした。後で、本棚が見えるようになったら、底にも同じ本があって笑ってしまいました。何故かツーペアばかりが目立つ本棚です。
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