週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」ブレンダーの輿水精一氏の3回目は「京都市京セラ美術館」だった。七代目小川治兵衞が作庭に関わったとされる日本庭園をバックに写真に収まっている。
2020年春に京都市美術館が京都市京セラ美術館としてリニューアルオープンしたとき、この池に杉本博司がガラスの茶室を建てた。私が見たのは去年の晩秋だったから、この写真を撮るときには撤去していたのが残念だ。青蓮院の将軍塚青龍殿もオープンのとき吉岡徳仁氏のガラスの茶室が舞台に設置された。ガラスの茶室が何故か好まれるのであった。
プラス1は細見美術館だった。階段を降りて地階に展示室がある造りは新鮮だった。下でカフェしたものだった。
2021年6月17日号
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