企画展「黄檗(OBAKU)ー牛頭山弘福寺の絵画と墨跡ー」を見る

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墨田区教育委員会編『墨田区文化財叢書第八集 牛頭山弘福寺の絵画・墨跡』2019年

すみだ郷土文化資料館で「黄檗」が三期に分けて展示される。第1期の最終日に見に行った。

第1期 2019年7月20日(土)〜28日(日)

第2期 2019年7月31日(水)〜9月1日(日)

第3期 2019年9月7日(土)〜23日(月)

牛頭山弘福寺の開山は鐵牛道機であり、開基は稲葉政則である。すみだ郷土文化資料館に隠元隆琦、木庵性瑫(もくあん しょうとう)、鐵牛道機の頂相が架けられていた。萬福寺開山は隠元隆琦、萬福寺第二代住寺は木庵性瑫、鐵牛道機は木庵性瑫の弟子である。稲葉政則は春日局の孫に当たり、小田原藩主であった。鐵牛道機を招いて麟祥山紹太寺の住寺とした。鐵牛道機は住寺になる際に山号を長興山と改めている。

wikiによると「春日局が3代将軍徳川家光から賜った聴秋閣は正則の江戸屋敷に移築された。聴秋閣は明治時代に原富太郎が手に入れ、現在の三溪園内に建てられている。」という。横浜美術館で「原三溪の美術」展が2019年9月1日まで開催されているので、セットで見に行きたい。

注)図録について、正誤表が入っているが、切り貼りで修正が入り涙ぐましい努力の跡が見られる。

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