2018-03

読書時間

『語りかける花』(1992)その2

志村ふくみ『語りかける花』人文書院、1992年、2010年第19刷『語りかける花』(1992年)を読んでから3年が経過した。嵯峨天皇の嵯峨山上陵はまだ行けてない。後宇多天皇の蓮華峯寺陵にも行けていない。こういうネガテイブな書き方をすると自分...
視聴時間

『小林秀雄講演第3巻 本居宣長』(2004)

小林秀雄『小林秀雄講演第3巻 本居宣長<講義・質疑応答>』新潮社、2004年60分CD2枚、解説付き小林秀雄が1978年8月6日に国民文化研究会主催の夏季学生合宿教室で行った講演をCD化したもの。国民文化研究会理事長の小田村寅二郎が「講演で...
視聴時間

the 70’s(2005)

the 70's Lovely Days 32005年UNIVERSAL MUSIC以前にもいくつかこの手のものを買ったけど、処分されてしまった。正しく言えば、処分することに抵抗しなかった。同意したのである。素直に書けないのは気持ちの整理が...
読書時間

『自衛隊のメンタル教官が教えてきた自身がある人に変わるたった1つの方法』(2016)

下園壮太『自衛隊のメンタル教官が教えてきた自身がある人に変わるたった1つの方法』朝日新聞出版、2016年課題図書だったので、さわりだけメモしておきます。自信は記憶に基づいたイメージだと著者はいいます(P24)。体験や課題に対するイメージとの...
読書時間

『京都を包む紙』(2007)

井上由美子、村松美賀子『京都を包む紙』アノニマ・スタジオ、2007年グラフィックデザイナーの井上由美子氏が8年間かけて集めた包装紙と村松美賀子氏が訪ねたお店の話からなる本です。話は大極殿本舗の栖園で琥珀流しを食べるところから始まります。葡萄...
古都を旅する

平城宮跡

週刊新潮の「とっておき私の奈良」画文家のモリナガ・ヨウ氏の4回目は「平城宮跡」だった。近鉄で大和西大寺駅から新大宮駅に向かうと、左手奥に大極殿、直ぐ右に朱雀門が立つ広い空間が広がる。平城宮跡だ。プラス1は「平城京左京三条二坊宮跡庭園」」だっ...
読書時間

『平安京遷都』(2011)

川尻秋生『シリーズ日本古代史⑤平安京遷都』岩波新書、2011年そういえば、『日本後紀 上』(2006年)を読んでいて、平安京遷都が知りたくなったと書いた。川尻秋生氏の新書を読んで平安京の成立あたりの参考文献に手を出してみたくなる。となると名...
読書時間

『京都のいちねん』(2011)

小林由枝『京都のいちねん わたしの春夏秋冬』角川書店、2011年私に京都の歩き方を教えてくれた著者が京都の二十四節気を絵と文で綴った本です。「3月15日、嵯峨釈迦堂の名で知られる清凉寺で「涅槃会」が厳修されます」という書き出しと、お松明の絵...
四都手帖

四都手帖2018年04月【編集中】

2018年4月の私的な愉しみと記憶また、踊りの季節がやってきた。【古都】北野をどり 上七軒歌舞練場 2018年3月25日(日)〜4月7日(土)都をどり 春秋座 2018年4月1日(日)〜24日(火)京おどり 宮川町歌舞練場 2018年4月1...
散歩時間

ラ・カージュ オ・フォールを観る

「ラ・カージュ オ・フォール ~籠の中の道化たち~」日生劇場 2018年3月9日(金)〜31日(土)La Cage aux Follesはミュージカルの題名になったナイトクラブの名前だが、「狂女の檻」というくらいの意味である。知人宅の新年会...