2018-02

読書時間

『倭の五王』(2018)

河内春人『倭の五王 王位継承と五世紀の東アジア』中公新書、2018年 佐藤信編『古代史講義 邪馬台国から平安時代まで』(ちくま新書、2018年)を読んで、五世紀が気になった。さらっとしか書いてないので、知りたいと思っていたし、本が出ることも...
視聴時間

『平成二十二年現場検証』(2010)

『平成22年現場検証』 合同会社STAGE CREATES 2010年 平成22年度祭礼アクシデント特集DVDは2011年に岸和田にだんじり祭を観に行った時に購入した。この時は、記念に町紋の入った小皿を土産に買った。各町毎の町紋の入った小皿...
読書時間

『南都石佛巡禮』(1929)

西村貞『南都石佛巡禮』太平洋書房、1929年 昭和4年の『南都石佛巡禮』を読むと、踏まえるべき資料を元に書いていることが分かる。例言には「奈良縣史蹟調査會報告書、奈良縣金石年表、及び各府縣諸郡誌」などがあげられていた。その他三浦梅園や本居宣...
断片記憶

本の箱の修理

Le Petit Parisienの石川さんが何を思い立ったか、壊れた本の外箱を修理してくれた。京都の北白川にある古書店で買って、すぐに落として箱を壊してしまった。アメックスならプロテクションがあるが、現金買いでは仕方ない。泣く泣く石川さん...
断片記憶

段ボール箱に囲まれて

1日1箱点検するという計画はすぐに挫折した。玄関の段ボール箱は出入りに邪魔なので、2箱リビングに入れた。リビングの5段に積まれた段ボール箱には圧迫感がある。それを理由に寝室でこれを書いている。ハイデッガーの『時間』を処分したばかりなのにまた...
読書時間

『漆塗師物語』(2006)

赤木明登『漆塗師物語』文藝春秋、2006年 結局、僕はこの本を読むことにした。職人とは何か。「保守的」とはどうあるべきか。だいたい、仕事が詰まって忙しくなるたびに本に逃避したくなる。急に根源的な疑問が浮かんだためだ。働き方改革がいわれるなか...
古都を旅する

知恩院

週刊新潮の「とっておき私の京都」講談師の神田松之丞師の2回目は「知恩院」でした。華頂山の浄土宗総本山です。講談ネタの『宇都谷峠』で僧伝達が増上寺から300両を届ける先です。神田松之丞師らしい話ですね。 プラス1は「安養寺」でした。法然上人ゆ...
書籍目録

2018年01月書籍往来

私がふだん漆器を使わないのは、生地が好きなこともあるが、分からないという点もあるようだ。良し悪しが分からないし、扱い方も分からない。料理屋などで使う器は、持った感じや見た目も楽しませてくれる。嫌いではない。では、選べるかと言うと難しいと言わ...