2017-06

旅の時間

「快慶展」を観る

奈良国立博物館で特別展「快慶」を観た。土曜日なので、少し並んだ。快慶展に来ていないのは写真を展示していた。高野山霊宝館で見た孔雀明王はそれまでの快慶とは違って見えた。快慶の得意なのは阿弥陀仏であり、優美な姿のものが多い。運慶と比べると写実の...
古都を旅する

貴船神社

週刊新潮の「とっておき私の京都」アルピニストの野口健氏の2回目は「貴船神社」でした。野口氏は夏の風物詩の川床を横目にずんずん進んで奥宮に参りました。船形石を写真に撮っています。私も2度訪れたことがあります。奥深いところでした。 プラス1は「...
散歩時間

自分の文庫を訪ねるということ

平井にある東北大学会計政策大学院を訪問した。江戸川区の廃校となった小学校を利用したものである。私の知り合いが東北大学大学院で教えているのと、今回のアイデアをもらったことで、去年、会計・経営関係の本を送ったのである。平井駅で元の同僚と待ち合わ...
読書時間

『日本後紀 上 現代語訳』(2006)

森田悌『日本後紀 上 現代語訳』講談社学術文庫、2006年、2010年第5刷 書誌情報 『日本後紀』の現代語訳で、原文も併記している。索引はない。 「『日本後紀』は40巻からなる編年体の歴史書で、現存するのはそのうち10巻分である。残存巻に...
古都を旅する

哲学の道

週刊新潮の「とっておき私の京都」アルピニストの野口健氏の1回目は「哲学の道」でした。野口氏の青春の蹉跌の思い出だそうです。以前、スイスの登山鉄道でお見かけしましたが、何とも爽やかな印象でした。 プラス1は「銀意匠」でした。木曽アルテック社の...