2016-02

書籍目録

ミニコミ誌にはまる

三省堂神保町本店でミニコミ誌の特集があった。LIBRARY iichikoが黄色で目立ったので、ちょっと手に取ってみたら、これが断然面白い。というわけで、古書も2冊注文し、新刊も注文するわで、暫くは雑誌を読んで暮らすことになったというわけ。...
ひととき

76「貨物と少年」千宗室

ひととき 2016年02月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「貨物と少年」というタイトルだった。家元の少年時代の話かと思ったが、家元が金沢行に乗る0番線ホームで見かけた少年の話だった。不審な動きから飛び込みかと思って注...
古都を旅する

談山神社

週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の葉室麟氏の4回目は「談山神社」だった。秋の黄葉の時は混んでいた記憶がある。夏の盛りは人影もないけど、蝉の鳴き声だけが耳に残った。冬はどうなのだろうか。タクシーを待たせていたので御破裂山には行ってい...
断片記憶

『京都人も知らない京都のいい話』(2016)

浜村淳『京都人も知らない京都のいい話』PHP研究所、2016年MBSの「ありがとう浜村淳です土曜日です』を理髪店でよく聴いたものだ。映画の話が何とも楽しい。浜村淳氏は鷹峯育ちのようである「第8章 わが故郷・鷹峯を歩く」。北区で京都人というの...
断片記憶

『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(2015)

入山 章栄『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』日経BP社、2015年著者の本とは2冊目になります。1.経営学は何を提供できるか(1)理論研究から導かれた「真理に近いかもしれない経営法則」(2)実証分析などを通じて、その法則が...
断片記憶

片貝孝夫氏を悼む

片貝孝夫氏を悼む片貝孝夫氏が2016年2月16日に永眠された。私は後年の付き合いでしかなかったが、氏は親身に心配してくれた。氏の故郷の東吾妻町の町おこしは始まったばかりである。氏が取り組んだときにはもう時間が残されていなかったのだ。片貝家の...
断片記憶

『国文法ちかみち』(2016)

小西甚一『国文法ちかみち』ちくま学芸文庫、2016年なにやっているの?と言われかねない。また、受験文法の本を買ってしまったのである。ある懐かしさと悔しさが同居するが、すでに不確かさを増した記憶の底に小西甚一の名前がある。この人の本が出回るこ...