古都を旅する 恵文社一乗寺店 週刊新潮2014年11月20日号「とっておき私の京都」ノンフィクションライター最相葉月さんの4回目は「恵文社一乗寺店」であった。「開店と同時に訪ねて、近くの食堂でランチを食べ、戻ってもう一度ほっこりする。それが理想的な過ごし方」とは恐れ入っ... 2014.11.14 古都を旅する
読書時間 『高僧伝(1)』(2009) 慧皎『高僧伝(1)』岩波文庫、2009年1.慧皎(えこう)について『高僧伝』の著者の慧皎(南斉の建武四年(四九七)〜梁の承聖三年(五五四))については、唐初の道宣(どうせん)の『続高僧伝』による。会稽上虞の人であり『高僧伝』十四巻を著すとあ... 2014.11.13 読書時間
古都を旅する 「花街・島原の魅力」 月刊京都2014年12月号は「花街・島原の魅力」と題して、46頁の大特集であった。これはもう永久保存版である。49頁に「長州藩志士久坂玄瑞の密議の角屋」の石標がでていた。京都市教育委員会が設置したのを1984年に再建したものという。久坂玄瑞... 2014.11.12 古都を旅する
読書時間 『織田信長』(2014) 神田千里氏の『織田信長』(ちくま新書、2014年)を読む。丁寧な論述と思う。一般書だと割といい加減な記述が多いので好感がもてる。どうも、我々の織田信長のイメージが「革命児」ということになっている。その内実を史料を読み解くことで確認していかな... 2014.11.11 読書時間
読書時間 『中国絵画入門』(2014) 宇佐美文理『中国絵画入門』岩波新書、2014年著者は「気と形を主題とした中国絵画史」入門を書いたのである。中国絵画の伝統である「気」を正面から扱った本はあまりなかった。花の「気」といえば、花の匂い立つ美しさであるというような精神性である。鑑... 2014.11.10 読書時間
断片記憶 信濃路に名を尽くしてや鮭の皮 平安の昔より、鮭の産地として名高かった信濃川・千曲川は、1935年代のダム建設で信濃川の鮭の遡上・降下が絶たれてしまった。2010年に上田で鮭の遡上が確認された。稚魚の放流の成果である。NPO法人 新潟水辺の会昔、鮭で名高かった信濃川の川辺... 2014.11.09 断片記憶
散歩時間 国立歴史民俗博物館で『文字がつなぐ』を見る 佐倉の国立歴史民俗博物館へ来た。バスを博物館入口で降りて、坂道を登る。博物館までバスに乗ると、楽ではあるが、早くつきすぎてしまう。国立歴史民俗博物館は9時半オープンである。図録コナーを一回りして、買い物を決めてから、企画展を見る。830円。... 2014.11.08 散歩時間
読書時間 『小田原合戦と北条氏』(2012) 黒田基樹『小田原合戦と北条氏 (敗者の日本史)』(吉川弘文館、2012年)敗者の日本史9が面白かったので、10の『小田原合戦と北条氏』も買う。黒田基樹氏は著者が多い。これは一般書である。そもそも、北条氏と羽柴政権がなぜ手切になってしまったか... 2014.11.07 読書時間
シガモノ 道心有る人は国の宝 2014年11月の染筆カレンダーは叡山学院院長 堀澤祖門 師でした。「道心有る人は国の宝」大意自分を犠牲にしてでも他を救おうとする求めて已まぬ求道心こそ現代の真の宝。道心あるひとに衣食あり。菩薩の大慈悲に浴す修行者が、独りでも多くなって欲し... 2014.11.06 シガモノ断片記憶
断片記憶 『神馬』(2014) 上野敏彦『神馬』(新宿書房、2014年)居酒屋も本になる時代なのだ。井波律子氏がカバーそでに文を寄せている。井波氏が西陣育ちとは知らなかった。中国文学の本の読者であったけれど、そういえばエッセーなど井波氏のものは読むことはなかった。神馬(し... 2014.11.05 断片記憶