2017年02月購入古書

書籍目録

2017年02月購入古書

課題図書である津田左右吉の国民文学はなかなか読み進められない。近代の枠組みを過去に当てはめて、近代を批判するという試みであることから、津田左右吉の本にはそれほど意味がないと分かっている。しかし、私にとって文学をどう読むかは課題であるので、斎藤茂吉の『万葉秀歌』を買って絶対名著の帯に震撼したりした。中身もアラアギ的イデオロギーであることが分かり、読むということの難しさを感じている。この本を読んで理解できる人が本当にいるのだろうか。

朧谷寿先生の本を慶文堂で購入した。読みたいと思っていたが、なかなか出会わなかった。最近はご無沙汰しているし、読み終わったら感想でも書いてみよう。

【歴史】

朧谷寿『平安貴族と邸第』吉川弘文館、2000年

津田左右吉『歴史と必然・偶然・自由』新學社教友館、1975年

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