本書の初版が1977年と奥付にあった。受験生時代にはなかった本なので知らなかったのは当然であるが、著者の名前はよく出てくるので凄い人なのだろうと思っていた。今時の参考書と違い、昔の参考書はレイアウトが良くないので読むには時間がかかると言われている。また、読んだとしても何度も繰り返すわけではないので実践は難しいと考えていた。それなら買うまでもないということになる。しかし、読まずに語るのは流石に無理なことなので、この機会に読んでみることにした。
（購入後記）
翻訳家の堂本秋次氏が受験生だけでなく社会人にも本書を勧めていたので、Bookoffで購入することにした。英文読解本の原点の本だと思う。北村一真氏の『英文解体新書』（研究社、2019年）は発展系と位置付けられる。
【言語】
伊藤和夫『英文解釈教室 改訂版』研究社、1997年改訂版、2003年改訂版10刷
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