『古文の読解』(2010)を繙く

断片記憶

小西甚一『古文読解』ちくま学芸文庫、2010年

解説の武藤康史氏が『蛍雪時代』の連載が元なったと書いてあった。私も『蛍雪時代』を読んだ世代である。ということでAIに聞いてみたら、日本で最も古い大学受験情報誌と回答がありびっくりした。1932年よりまだ続いているのである。大学受験ラジオ講座を文化放送で聴いたことを思い出した。当時は大学受験塾など近くにないので、周りはほぼ『蛍雪時代』をやっていた。今ならスタサプのようなWebサービスがあるのとは大違いだった。

注 『蛍雪時代』昭和35年2月号から翌年の10月号までの記事が原型とのこと

スタンフォードで客員教授をしたことの影響か、中古文法を英語との対比で説明したりして楽しい講義だったのに違いない。私の頃の大学受験ラジオ講座の古文担当は森野宗明氏だった。おかげで『伊勢物語』が好きになった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました