文月に宝物虫払会を見に真如堂へ7月25日とかに伺ったことを思い出すことしばしばであるのは、検索してみてわかった。宝物は風に当てるだけでも違うであろう。真如堂では、見渡せないくらいの書画が吊るされていたのを覚えている。ただ、この暑さで体力も無くなっているので無理はしないに越したことはない。
(購入後記)
7月6日の古代学協会の講演会でパンフレットを見たので、あとはAmazonに任せたのが到着した。倉本一宏氏が「紫式部と平安時代〜その第三の人生」(2023年11月15日)で『小右記』で藤原実資の彰子との取次役の女房を紫式部とすると長く彰子に仕えたことになる。寛仁3年(1019年)から治安3年(1023年)の間に没したと見るか(山本淳子氏)、万寿4年(1026年)以降も生存とみるか(倉本一宏氏)、この辺り、朧谷先生の講演会では通説に寄っていて寛仁3年(1019年)である。山田邦和氏のようにわからないというしかない。写真が中田昭氏でなんとも楽しい年中行事のような本となっている。
【歴史】
公益財団法人 古代学協会監修、朧谷寿、山本淳子、山田邦和、日山正紀『史実でたどる紫式部ーー「源氏物語」はこうして生まれた。』光村推古書院、2024年
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