散歩時間 みーまい 梅雨の晴れ間、昔は五月晴れと言ったそうだ。旧暦だったからね。身体が慣れていない蒸し暑い午後に『ME AND MY GIRL』を東京宝塚劇場で観るために出掛けた。今回は花組の公演である。ミュージカルの名作を明日海りお(ビリー)と花乃まりあ(サ... 2016.07.03 散歩時間
読書時間 『執筆論』(2006) 谷沢永一『執筆論』東洋経済新報社、2006年谷沢永一氏の晩年に近い時期に書かれた著作活動に関する回想録である。古本屋との付き合い方の実地体験の話は『本はこうして選ぶ買う』(2004)で知っていたが、生涯の著作の話は読んだことがなかった。「本... 2016.07.02 読書時間
古都を旅する 北白川天然ラジウム温泉 週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の羽田圭介氏の4回目は「北白川天然ラジウム温泉」だった。羽田圭介氏は温泉通でもあったようだ。白川通を上がり御蔭通を東に山中越えに入り約1kmのところにある。ウェブサイトによると日本でトップクラスのラ... 2016.07.01 古都を旅する
書籍目録 2016年06月購入古書 2016年06月購入古書今月は買わない予定だったが、松田道雄の解説を読まざるを得なくなった。貝原益軒は『養生訓』だけの人ではない。もちろん、松田道雄は江戸思想史の専門家ではない。しかし、松田道雄編『現代思想史大系 アナーキズム』(筑摩書房、... 2016.06.30 書籍目録
読書時間 『大和のたからもの』(2016) 岡本彰夫『大和のたからもの』淡交社、2016年元春日大社権宮司の岡本彰夫氏は「骨董の世界で地名を冠した名称は、「大和古物」の他はない」という。著者の大和古物の三部作について、読者はたぶん知らないであろうと思い、リンクを下に載せた。第1章 大... 2016.06.29 読書時間
読書時間 『大和古物拾遺』(2010) 岡本彰夫『大和古物拾遺』ぺりかん社、2010年春日大社の権宮司であった岡本彰夫氏の大和古物三部作です。さだまさし氏が本の腰帯で「読む玉手箱」として「岡本先生のその玉手箱のような頭脳は日本の財宝である。驚くべき碩学、博識であられる事にも驚くが... 2016.06.28 読書時間
断片記憶 典座教訓が読めない 割烹の若旦那が見せてくれた『専門料理2016年7月号』は「日本料理の50年」が特集されていた。表紙に道元の『典座教訓』が引かれているが、この訓み下し文が若い料理人にはもう読めなくなっているという。なお、典座教訓(てんぞきょうくん) は曹洞宗... 2016.06.27 断片記憶
読書時間 『大和古物漫遊』(2003) 岡本彰夫『大和古物漫遊』ぺりかん社、2003年高橋睦郎(詩人)氏が帯に推薦文を書いている。「奈良古京の歴史は1300年を遡り、大和まで広げれば先は神話時代に没して悠遠。その大和に育ち春日大社の権宮司を勤められる著者の大和古物への愛情と薀蓄の... 2016.06.26 読書時間
ひととき 81 「睨む空蝉」千宗室 ひととき 2016年07月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「睨む空蝉」というタイトルだった。家元がジョギングをするジュースを買い換えて、おろしたところ、雨に降られる話だ。雨宿りした百日紅の木に蝉の脱け殻があり、早過ぎ... 2016.06.25 ひととき
古都を旅する カフェ ビブリオティック ハロー! 週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の羽田圭介氏の3回目は「カフェ ビブリオティック ハロー!」だった。寺町から二条を西に向かって歩いていると芭蕉が目立つ町家カフェがある。羽田圭介氏は観葉植物好みだそうで、ここになったのか。プラス1は「二条... 2016.06.24 古都を旅する