書籍目録

2016年09月購入古書

2016年09月購入古書 (購入後記) 伊藤果氏の本を読んでいたら、上田吉一氏の『極光』が欲しくなった。オーロラという名前がいいではないか。もっとも上田氏には『極光21』があるので、これがあれば越したことはない。 現在から遡って議論を確認し...
書籍目録

2016年09月購入図書

2016年09月購入図書 購入後記(うしろがき) 岡谷公二氏の神社三部作をどのカテゴリにするかで、過去の書籍目録を見てみたが、2014年7月はまだ始めてなかった。歴史でもなく、思想でもない。民俗学になっていない。とすると、この仏文学者のエッ...
古都を旅する

鳥せい本店

週刊新潮の「とっておき私の京都」指揮者の阪哲朗氏の4回目は「鳥せい本店」だった。「四条木屋町の人気鶏料理屋が清酒「神聖」のブランドで知られる山本本家とタイアップし、その東蔵を改造して開店した焼き鳥酒場だ」とは知らなかった。伏見の名水の一つで...
視聴時間

『〜能と花の二夜〜能『道成寺〜赤頭』』(2008)

〜能と花の二夜〜能『道成寺〜赤頭』日本伝統文化振興財団、2008年 2007年9月28日・29日 札幌メディアパーク・スピカでの公演である。これは第二夜である。184分。 道成寺は有名なので解説は要しないと思うが、念のため状況を書いておく。...
視聴時間

『〜能と花の二夜〜能『土蜘蛛』狂言『鐘の音』』(2008)

〜能と花の二夜〜能『土蜘蛛』狂言『鐘の音』日本伝統文化振興財団、2008年 2007年9月28日・29日 札幌メディアパーク・スピカでの公演である。これは第一夜である。190分。 勅使河原茜家元による花いけから始まる。竹内学師の笛と共演であ...
シガモノ

櫟野寺の大観音

櫟野寺(らくやじ)を知ったのは白洲正子の『かくれ里』(1971)だった。私が訪れたのは、正月気分の残る2011年1月8日だった。無人駅の油日で降りて、地図を片手に歩き始める。単線の線路を渡って、赤い鳥居を潜り、雪の残る道を歩く。油日岳がだん...
散歩時間

上野でドン・キホーテ

ミラノ・スカラ座バレー団のバレーを観る。上野の東京文化会館でドン・キホーテの最終日(9月25日)だった。3幕だったが、あれだけの動きなので2幕というわけにはいかない。幕間で泡を飲みながら、今はない前川國男の京都会館を思い出していた。ここもル...
散歩時間

好楽ちゃん祭り

落語は昔、飛切寄席をイイノホールで見てからは、こじんまりした映画館、町家でしか見なかったが、ここにきてホール落語を立て続けに体験することになった。王楽五番勝負であり、今回の好楽ちゃん祭りである。 よみうりホールは、協会の講演会で来るときはあ...
古都を旅する

水路閣

週刊新潮の「とっておき私の京都」指揮者の阪哲朗氏の3回目は「水路閣」だった。南禅寺の水路閣へは色々と行き方があった。仁王門通りから琵琶湖疎水記念館を左手に見て中門を潜るコース、蹴上駅から蹴上隧道を潜り金地院からと蹴上疎水公園から疎水沿いに水...
断片記憶

何故に新刊本なのか。

このブログを見ても2016年、2015年が多い。新刊本ばかりである。本屋に並べられた本を素直に買っているのである。本を選んでいないのだろう。吟味していないのだろう。そんな声が聴こえるような気がする。 本当の本に出会えるのは図書館かもしれない...