古都を旅する

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興福寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」文芸評論家の三輪太郎氏の2回目は「興福寺」だった。三輪太郎氏らしく、哲学者の上山春平の『埋もれた巨像』をあげて、興福寺の伽藍を築いた藤原不比等に論及した。久しぶりに読み返してみたくなった。 国宝の五重塔と三重...
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安土桃山時代の京都

鎌田東二「霊性の京都学84 安土桃山時代の京都」『月刊京都 2016年9月号』 藤原惺窩、伊藤仁斎と江戸時代の学問が続いたが、本居宣長と伊藤若冲を書いてからここに書くことも忘れていた。 鎌田東二氏は富士谷御杖(ふじたにみつえ、1730年ー1...
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率川神社

週刊新潮の「とっておき私の奈良」文芸評論家の三輪太郎氏の1回目は「率川神社」だった。率川神社(いさがわじんじゃ)は大神神社の摂社である。6月17日にゆりまつりの三枝祭(さいくさのまつり)がある。 森孝雄名義で三輪太郎氏は『『豊饒の海』あるい...
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ミキモト真珠島

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」ノンフィクション作家の梯久美子(かけはしくみこ)氏の4回目は「ミキモト真珠島」だった。海女さん達の横でタモ網持ってご機嫌に写っている。アコヤ貝より大きいマベ貝のマベ真珠は見たような見なかったような気がする。も...
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瀧原宮

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」ノンフィクション作家の梯久美子(かけはしくみこ)氏の3回目は「瀧原宮(たきはらのみや)」だった。今回は内宮の別宮のうち遥宮(とおのみや)と呼ばれるところである。伊勢原市から南西へ乗換え含め1時間の鉄道の旅であ...
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汐合川橋梁

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」ノンフィクション作家の梯久美子(かけはしくみこ)氏の2回目は「汐合川橋梁」だった。梯久美子氏は『廃線紀行ーーもうひとつの鉄道旅』(中公新書、2015年)を著した「廃線跡マニア」であった。五十鈴川(汐合川)に残...
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外宮

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」ノンフィクション作家の梯久美子(かけはしくみこ)氏の1回目は「外宮」だった。また、伊勢かというぐあいに人気である。豊受大神宮(外宮)の参道入口近くの「まがたま池」の花菖蒲を前景にせんぐう館が写っている。私は参...
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北白川天然ラジウム温泉

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の羽田圭介氏の4回目は「北白川天然ラジウム温泉」だった。羽田圭介氏は温泉通でもあったようだ。白川通を上がり御蔭通を東に山中越えに入り約1kmのところにある。ウェブサイトによると日本でトップクラスのラ...
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カフェ ビブリオティック ハロー!

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の羽田圭介氏の3回目は「カフェ ビブリオティック ハロー!」だった。寺町から二条を西に向かって歩いていると芭蕉が目立つ町家カフェがある。羽田圭介氏は観葉植物好みだそうで、ここになったのか。 プラス1は「二...
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コゼバッグ

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の羽田圭介氏の2回目は「コゼバッグ」だった。西陣で自転車用バッグ「コゼバッグ」を手作りしている。自転車大好きの羽田圭介先生はビアンキ持参で京都へきた。チャリダーだな。通販しない野口千絵さんのバッグが欲しけ...