今年も花火がない。10月23日の開催が予定されていたが、6月18日の実行委員会で正式に中止となった。本の片付けを心配する必要がなくなり、寂しい夏になった。一緒に観ていた人がいないという不思議な感覚を覚える時、存在論が身近な問題となる。生活の中心が仕事である状況は変わらない。だから、読書は快楽的なものを求めることになる。しかし、結果として、快楽とは何かを考えざるを得ない。語学の本は集中を強いるので快楽とは程遠い。経済史の本は興味本位なので、快楽的と考えておく。
(購入後記)
佐々木高政の本をまた買ってしまった。
英文解釈考は超難い。
清水幾太郎の文章を確認したくなったけど、手頃なのがないという現実。代わりになるものを探すのはwebでは難しい。
根井雅弘氏の経済学史をこの分野の道案内にする。
四半期毎の課題読書は難しい。入門→基本書→専門書の順でないと読めない。経済学史も入門となる3冊を考えないといけないらしい。
数学的知識とは何か。
物理学的知識とは何か。
華厳経は読みたかった。
情報法学の本が出ていた。
アウトライナーを千葉雅也氏が『増補版勉強の哲学』(文春文庫、2020年)P200で言及していて、気になっていた。
グリーン・ニューディールの複雑な話をまずは新書で読むことにした。
パス単5訂版を入手した。
軍事史学で中村論文を読む。
獨逸語のまともな読解本を入手する。
河内将芳『改訂祇園祭と戦国京都』法蔵館文庫、2021年は、角川叢書で入らなかった表や図が入ったが、どれも見た内容であった。まあ、鷹山の記載が更新されておるので、買って正解である。
北村一真氏の先輩に当たるということで、新書を買う。異文化コミュニケーションのアングロサクソン編のようである。
【思想】
梶山雄一・丹治昭義・津田真一・田村智淳・桂紹隆訳注『華厳経入法界品 上』岩波文庫、2021年
【歴史】
軍事史学会編集『軍事史学 第54巻第3号 特集 戊辰戦争一五〇年』錦正社、2018年12月
河内将芳『改訂祇園祭と戦国京都』法蔵館文庫、2021年
【経済学】
根井雅弘『英語原典で読むシュンペーター』白水社、2021年
根井雅弘『経済学の歴史』講談社学術文庫、2005年、2018年第15刷
根井雅弘『経済学再入門』講談社学術文庫、2014年
【知】
清水幾太郎『論文の書き方』岩波新書、1959年、2020年第100刷
冨島佑允『数学独習法』講談社現代新書、2021年
マックス・プランク、西尾成子訳『熱輻射論講義』岩波文庫、2021年
若江雅子『膨張GAFAとの闘い デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか』中公新書ラクレ、2021年
Tak.『アウトライナー実践入門 ~「書く・考える・生活する」創造的アウトライン・プロセッシングの技術~』技術評論社、2016年、kindle版
明日香壽川『グリーン・ニューディールーー世界を動かすガバニング・アジェンダ』岩波新書、2021
年
【語学】
佐々木高政『新訂英文解釈考』金子書房、1980年、2020年第24刷
旺文社編『英検1級でる順パス単 5訂版』旺文社、2021年
井上逸兵『英語の思考法 ーー話すための文法・文化レッスン』ちくま新書、2021年
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