2021年06月購入図書

Goinkyodo通信 書籍目録

水無月はなぜか雨の月、梅雨である。骨董の会に出かけたり、写真展や高田賢三回顧展や宝塚を観たりして過ごせばそれなりに経っていく。

(購入後記)
インド哲学やヒンドゥー教の本とかを読んだおかげで仏教も違って見えるようになってきた。

『勉強の哲学』は独学書であった。

古美術に関して、なんとなく気になるが、全体像が見えない。そういう入門書に簡単には辿り着けないくらい本が出回っている。

英文読解は英文が別冊になって使いやすい。別冊の文字が大きいので助かる。

アメリカの動向は無視できない。

現代詩作家の荒川洋二氏のカルチャーラジオ 文学の世界 荒川洋二の"新しい読書の世界”「戯曲」で『プロタゴラス』が取り上げられていたので買ってみることにした。

青花の会で伝藤原公任筆の掛軸が出ていて、頭に引っかかっていたのだろう。

カタカナ英語は要注意だ。

伊藤亜沙氏の身体論を知りたくなった。

ヴァレリーについてもどうせ読むことになる。

和田裕弘氏の本は『織田信忠』(2019年)以来になる。

予備校の本を買う。

立木義浩の写真展を見てきた。カメラが違う。

高田賢三回顧展を見てきた。地味な感じがした。

【思想】

今枝由郎『ブッダが説いた幸せな生き方』岩波新書、2021年

藤本龍児『ポスト・アメリカニズムの世紀 転換期のキリスト教文明』筑摩選書、2021年
第四章 リベラリズムと政教分離
米国憲法読みの憲法知らずであることを思い知る。「政教分離」とは日本国憲法同様に書いてはいない。となれば、判例による解釈によるしかない。大学で知識が終わっているのが残念だった。もっと早く気がついてアップデートしておけばよかった。

プラトン著、藤沢令夫訳『プロタゴラス』岩波文庫、1988年、2020年第32刷

伊藤亜沙『手の倫理』講談社選書メチエ、2020年、kindle版

伊藤亜沙『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』講談社学術文庫、2021年、kindle版

【歴史】
和田裕弘『天正伊賀の乱』中公新書、2021年

【知】
千葉雅也『勉強の哲学 来るべきバカのために 増補版』文春文庫、2020年

【文学】
久保田淳・平田喜信校注『後拾遺和歌集』岩波文庫、2019年

【美術】
白洲信也『美を見極める力 古美術に学ぶ』光文社新書、2019年

【語学】
奥井潔『〈新装版〉英文読解のナビゲーター』研究社、2021年

牧野髙吉『日本人が知らない英語のニュアンス』角川ソフィア文庫、2021年

駿台予備学校編『京大入試詳解25年』駿台文庫、2020年

桜井博之氏の英文解釈を読むためだけで買う。

【図録】
立木義浩『遍照東寺』立木義浩事務所、2021年

見えない世界を見る試みか。

『Dreams -to be continued- 高田賢三回顧展』文化学園、2021年

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