6月の楽しみは何かと考えたが、思い出せない。
(購入後記)
哲学史も思想である。よって、入門のため、3冊読むのがいいと高等遊民氏がいう。もっともだと思う。比較という手続が特徴を見るのに都合がよい。さて、あとの2冊は何がよかろうか。
東ドイツの通史の一般書をikkAまるごとブックマルシェで買う。手書きの値札が可愛かったのと、Twitterで翻訳者の伊豆田俊輔氏を覗いたのがご縁だった。東ドイツものは河合信晴『物語 東ドイツの歴史ーー分断国家の挑戦と挫折』(中公新書、2020年)がある
臨済宗系の典座(てんぞ)の話。いずれにしても道元の影響を受けないわけにはいかない。
田村書店のワゴンで購入するのも久々だ。分類とは何かというのは、概念操作の好きな私好みである。五感ではなく文献の人であると自己認識をする。
谷沢永一の自伝の二部を読んでいたら、一部も読みたくなった。
アニメの原画かと思ったが絵本だった。まあ、それでよい。
小説を読んで蔵書票のできるのを首を長くして待つ。
【思想】
原佑、井上忠、杖下隆英、坂部恵『西洋哲学史 第三版』東京大学出版会、1955年、1974年第三版、2000年第三版22刷
【歴史】
ウルリヒ・メーラート、伊豆田俊輔訳『東ドイツ史 1945-1990』白水社、2019年
【知】
長尾佐助『分類の発想 思考のルールをつくる』朝日選書、1990年第3刷
【文学】
景山民夫『遠い海から来たCOO』角川書店、1988年
【エッセイ】
谷沢永一『雑書放蕩記』新潮社、1996年
【料理】
山﨑紹耕『典座さんの健康料理 禅宗700年 食の知恵』小学館新書、2009年
【イラスト】
景山民夫、山本二三『COO 遠い海から来たクー(Newtype garden stories)』角川書店、1993年
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