笠置寺

古都を旅する

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」歴史作家の関裕二氏の2回目は「笠置寺」でした。笠置寺の正月堂で修正会を行い、その1ヶ月後に東大寺二月堂でも同様の行法が行われ、それが、今に続く「お水取り」だと関裕二氏がいっています。

プラス1は「後醍醐天皇行在所跡」でした。元弘の乱で笠置寺に篭った後醍醐天皇の行在所は焼けてしまいました。その時、磨崖仏も表面が焼けて剥離しました。

注)笠置寺は京都府相楽郡笠置町にあるので、地図上は京都なのですが、奈良県との県境にある浄瑠璃寺も含め木津川の上流は奈良の文化圏になっています。東大寺大仏殿建立のための物質を木津川で運んだのでした。

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