梅雨らしい湿気った天気だ。
(購入後記)
Twitterで『家守奇譚』の姉妹編という帯を見て、何となく読みたくなって本屋に行った。『家守奇譚』の正続編を読んでいたのであるが、姉妹編が何のことであるか分かっていなかった。本屋大賞を取った『家守奇譚』(新潮社、2004年)の木槿で土耳古に招かれていた友人の考古学者の村田からの便りが紹介されていたのを確認した。この村田の話だった。9.11事件後の世界を憂える著者が連載したものが、書き下ろしの『家守奇譚』の姉妹編で2007年角川文庫で出ている。山下太郎氏が何かコメントしたのであろう。謝意が述べられている。
【文学】
梨木香歩『村田エフェンディ滞土録』新潮文庫、2023年
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