文月も後半戦となった。
(購入後記)
納富信留氏の『ソクラテスの弁明』(光文社古典新訳文庫、2013年、kindle unlimited)の解説を読んでいて、「無知の知」という標語の誤りであることを述べた参照先が『哲学者の誕生ーーソクラテスをめぐる人々』ちくま新書、2005年、第6章であった。この増補改訂版がちくま学芸文庫となっていたので、勢いkindle版を買ってみた。
廣川洋一氏の本をネオ高等遊民氏が以前勧めていたので、ついで買いした。Amazonのお薦めもたまにはよい。こういうニッチなテーマも好きなのである。奴隷の学ではない教養とは何か。何を学ぶことが自由な人間となることだったのか。
【思想】
納富信留『哲学の誕生 ソクラテスとは何者か』ちくま学芸文庫、2017年、kindle版
廣川洋一『イソクラテスの修辞学校 西洋的教養の源泉』講談社学術文庫、2020年、kindle版
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