2018-05

読書時間

『平田篤胤の世界』(2009)

子安宣邦『平田篤胤の世界』ぺりかん社、2001年、2009年新装版本書は子安宣邦先生が『日本の名著24 平田篤胤』(1972年)の解説で「平田篤胤の世界』を書いたのが元になっている。平田篤胤を書くことで本居宣長を読み直して書いたのが第Ⅰ部「...
古都を旅する

大安寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」評論家の宮崎哲弥氏の3回目は「大安寺」でした。大安寺は南都七大寺の一つでしたが、現在の敷地は往時の25分の1だそうです。癌封じの笹酒で有名ですが、わたしは秘仏馬頭観音菩薩立像特別開扉で訪れたことがあります。プ...
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『パリの居酒屋(びすとろ)』(1971)

辻静雄『バリの居酒屋(びすとろ)』柴田書院、1971年辻静雄がパリのレストランガイドに載っているメニューを取りあげて、日本人が知っているフランス料理は氷山の一角のような気がしてくると書いています。そして、ビストロについて、辞書的な定義をあげ...
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『芝祐靖の音楽 雅楽組曲 「呼韓邪單于ー王昭君悲話ー」』(2011)

伶楽舎『芝祐靖の音楽 雅楽組曲 「呼韓邪單于ー王昭君悲話ー」』日本伝統文化振興財団、2011年、CD57分45秒呼韓邪單于(こかんやぜんう)と読めるのは王昭君の話を知ってるからである。しかし、「王昭君」はすでに雅楽曲にあるので、芝祐靖氏が新...
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『天平琵琶譜「番暇崇」(1999)

循環するシルクロード実行委員会編、伶楽舎『天平琵琶譜「番暇崇」』コジマ録音、1999年、CD24分45秒番暇崇(ばんかそう)の弾き比べだった。短い。安いだけのことはある。天平琵琶譜は芝葛盛が昭和10年(1935年)頃に正倉院文書のなかから発...
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『陰陽之占楽』(2002)

高橋圭也監修、怜楽舎『陰陽之占楽 安倍晴明式占術と雅楽』コロンビアミュージックエンタテインメント、2002年、73分43秒岩崎陽子氏のイラストがジャケットになっている。なんか懐かしい。音楽監督は芝祐靖氏である。演奏は勿論、怜楽舎である。今頃...
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『芝祐靖の音楽 復元正倉院楽器のための敦煌琵琶譜による音楽』(2011)

伶楽舎『芝祐靖の音楽 復元正倉院楽器のための敦煌琵琶譜による音楽』日本伝統文化振興財団、2011年、CD65分49秒取り敢えず封を切って聴いてみるしかない。解説を漫画家の岡野玲子氏が書いていた。20世紀の初頭に敦煌莫高窟から発見された唐時代...
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『お水取り 東大寺修二会』(2010)

日本伝統文化振興財団『お水取り 東大寺修二会』ビクターエンタテインメント、2010年、CD55分16秒小沢昭一の語りが懐かしい。昭和を語らせたらこの人しかいない。1972年の東大寺修二会を収録したマスターテープが消失したため、LP版から起こ...
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『三千院門跡 二十五年記念 声明CD 「宮中御懺法講絵巻」屏風』(その3)

『三千院門跡 二十五年記念 声明CD 「宮中御懺法講絵巻」屏風』(その3)聲明懺法例時は平成12年(2000)5月30日のライブを収録している。前半65分12秒入堂総礼衆罪伽陀(しゅざいかだ)三礼七佛通戒偈法則(ほっそく)四奉請(しぶしょう...
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『三千院門跡 二十五年記念 声明CD 「宮中御懺法講絵巻」屏風』(その2)

『三千院門跡 二十五年記念 声明CD 「宮中御懺法講絵巻」屏風』(その2)聲明懺法呂様は平成11年(1999)5月30日のライブを収録している。前半61分22秒入堂総礼(そうらい)総礼伽陀(そうらいかだ)総礼三宝供養文(くようもん)法則(ほ...