何を知りたいのか(絵画編)

断片記憶
5W1Hで知る絵画とは何か。絵画についての知識はどのように自分の中で構成されてるのか、されていないのか。考えてみれば、カテゴリ論によると、意味の数だけ世界があることになる。文節化し始めればどこまでも文節化できるが、意味として同じカテゴリに入れなければ、整理がつかなくなる。
Who
その画家とは何者か。
When
絵画史上の位置付け。
What
テーマは何なのかは結構難しい。
誰を書いたのか、何を書いたのかが分かるのは近代までで、現代の抽象絵画は解釈に限界がある。
Where
国、地域別の特徴ということもあるが、所有者は誰なのか、どこに行けば見れるのか。
Why
何の目的で書いたのか、誰のために書かれたのかということや、いくらで取引されたかも知りたい。
画家は絵画をどのように考えているのかも知りたい。
How
技法は素材に遡るので、筆、ナイフ、スプレーなどの用具やキヤンバスや絵具の種類も気になる。
カテゴリの精緻化には程遠いが、絹本着色、六曲一双といった素材や形式がどのように成立したかに興味がある。俵屋宗達の風神雷神図屏風は二曲一双で建仁寺に伝わっているが、最初から屏風に仕立てたものにしては構図が不自然なのでとか考えるのが好きである。

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