読書時間 『応仁の乱』(2016)その2 呉座勇一『応仁の乱』中公新書、2016年第4章 応仁の乱と興福寺応仁の乱で興福寺の荘園から年貢が入らなくなると、興福寺の経営も難しくなった。そうした中、経覚(きゃうがく)が4度目の興福寺別当となる。寺務ともいう。しかし、経営再建に失敗してし... 2016.11.27 読書時間
読書時間 『応仁の乱』(2016) 呉座勇一『応仁の乱』中公新書、2016年『応仁の乱』に関して今まで、岩波新書しかなかったのが不思議なくらいだ。確かに、長く、全国に渡り、結果がはっきりしない内戦であった。戦いだけを列挙されても眠くなるだけだ。でも、太平記の方が長いとちゃうか... 2016.11.26 読書時間
古都を旅する 伊勢河崎商人館 週刊新潮の「とっておき私の伊勢」作家の朝井まかて氏の4回目は「伊勢河崎商人館」だった。神都伊勢の台所と呼ばれた問屋街の面影を残す。プラス1は「伊勢春慶デザイン工房」だった。伊勢河崎商人館の東隣の築150年の木造家屋を改造した春慶塗の工房だ。... 2016.11.25 古都を旅する
散歩時間 すみだ北斎美術館 すみだ北斎美術館が2016年11月22日にオープンしたので行ってみた。企画展はエレベーターで上がり4階から3階へ降りる。さて、見たかったのは、6mを超える絵巻である。葛飾北斎の隅田川両岸景色図巻(紙本着色一巻)は文化2年(1805)の作であ... 2016.11.24 散歩時間
断片記憶 GRIT アンジェラ・ダックワース、神崎朗子訳『やり抜く力ーー人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』ダイヤモンド社、2016年第4刷本書の主張才能×努力=スキルスキル×努力=達成物事を達成するためには、少なくとも二倍の努力が必要である... 2016.11.22 断片記憶
ひととき 86「もしイチョウが海に舞ったなら」千宗室 ひととき2016年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「もしイチョウが海に舞ったなら」というタイトルだった。堀川今出川から紫明への中央分離帯のイチョウが見事だという話になり、シベリウスの『フィンランディア』が思い出... 2016.11.21 ひととき
旅の時間 シュルレアリスムと絵画 巖谷國士(くにお)氏の講演をギャルリー宮脇で聴く。京都の相方に予約してもらって、行ったら、階段まで詰まるくらいの満席だった。寺町通を歩く人たちが不思議そうに覗いて行った。外から見るとかなり変な状態だと想像できる。歩く人が大勢の人々に見られて... 2016.11.20 旅の時間
読書時間 『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(2016) ティナ・シーリグ、高遠裕子訳『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』CCC メディアハウス、2016年第2刷珍しい名前だなあと思っていたら、『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義』(CCC メディアハウス、... 2016.11.19 読書時間
古都を旅する 御塩殿 週刊新潮の「とっておき私の伊勢」作家の朝井まかて氏の3回目は「御塩殿」だった。二見浦にある御塩殿(みしおどの)は堅塩をつくるところだ。焼き固めた三角錐形の堅塩は豊受大神宮へ運ばれる。プラス1は「二見興玉神社」だった。二見浦の夫婦岩で知られる... 2016.11.18 古都を旅する