読書時間

『古くてあたらしい仕事』(2019)

島田潤一郎『古くてあたらしい仕事』新潮社、2019年、2020年第7刷   一人出版社の夏葉社の島田潤一郎氏のエッセイである。装丁は南伸坊氏。淡々とした語り口で、生い立ちと夏葉社の創業を書いている。   島田潤一郎氏が求人の応募に断られた続...
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『今森光彦の里山日誌』(2004)

『今森光彦の里山日誌』小学館、2004年、DVD54分   ナレーション:入江崇史 音楽:江藤直子他   今森光彦氏が撮影監督した里山はNHKの放送だった。これは、今森光彦が里山の四季を語りたかったのだろう。   第一部 今森光彦の里山日誌...
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『映像詩 里山Ⅱ』(2004)

『映像詩 里山Ⅱ 命を巡る水辺』NHK、2004年、DVD本編49分+特典29分 2004年4月17日のNHKスペシャル「映像詩 里山 命めぐる水辺」 企画協力:今森光彦 音楽:羽毛田丈史 語り:山根基世   琵琶湖畔で行なわれるヨシ焼きか...
断片記憶

思い出せないことばかり

後輩の訃報を知った。 よく遊んだ彼と親しくなったのはいつからなのか、思い出せないでいる。不摂生による突然死と聞かされても残された者にとっては受け入れ難いことだ。年賀状を見たばかりだというのに。返事を出さなかったことが悔やまれる。   ここで...
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『映像詩 里山』(2001)

『映像詩 里山 人と自然がともに生きる』NHK、2001年、DVD50分   取材協力:今森光彦 語り:加藤登紀子 音楽:渡辺俊幸 1998年11月8日ハイビジョンスペシャル「里山 人と自然がともに生きる」 ジャケットは2001年ジャケット...
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睡眠は何のためにあるのか

カルチャーラジオ 科学と人間「睡眠と体内時計の謎に迫る」上田泰己、2020年10月9日から2021年1月1日(13回)   第7回から 睡眠は何のためにあるのか 睡眠はどのように制御されているか   なぜ動物は襲われる危険を冒してまで眠るの...
四都手帖

四都手帖2021年2月【編集中】

2021年2月の私的な愉しみと記憶 四都のうち2つに非常事態宣言が出て(これを書いている時は要請段階)、節分のお化けもやらないだろうし、季節は過ぎ去るだけのようだ。 季節に置いて行かれた私はこころの中の冬の旅に行くしかない。 【古都】 壬生...
東都手帖

東都手帖2021年2月【編集中】

2021年2月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 また、非常事態宣言が出てしまったので、外出は控えなければならなくなった。 何も書くことがなくなるのが、with COVID-19の時代なのか。 石岡瑛子展 東京都現代美術館 2020年11月...
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『武蔵と五輪書』(2002)

津本陽『武蔵と五輪書』講談社、2002年   書誌情報 『五輪書』の現代語訳と津本陽氏の評釈からなる。 渡辺一郎校注『五輪書』(日本思想大系『近世藝道論』所収、岩波書店、1972年)より『五輪書』の原文と付録に『兵法三十五箇条』が付いている...
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『密教』(2012)

正木晃『密教』ちくま学芸文庫、2012年   書誌情報 『知の教科書 密教』(講談社選書メチエ、2004年)に増補したもの。   『空海コレクション』は少し早過ぎたようです。現代語訳を見てもわからないのです。「バカの壁」です。密教史の中に空...