ひととき

111 「配膳さん」千宗室

ひととき 2019年1月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「配膳さん」というタイトルでした。家元が昔ながらの料亭や割烹の佇まいに変化が見られるといいます。街並みと不釣り合いになって、調和という考え方が見てとれないものも...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その3

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年総構に囲まれた下京を歩く戦国時代の下京の総構えに沿って歩くコースが紹介されている。饅頭屋町から出発して、反時計回りに下京を歩いて六角堂へ。このあたりは祇園祭りでよく歩いた記憶が...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その2

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年総構に囲まれた上京を歩く戦国時代の上京の総構えに沿って歩くコースがあげられている。河内将芳氏は学者なので甘味に興味がないのかもしれないが、このコースでは上御霊神社門前の水田玉雲...
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『特別展 京を描く ー洛中洛外図の時代ー』(2015)

『特別展 京を描く ー洛中洛外図の時代ー』京都文化博物館、2015年河内将芳氏の『戦国時代の京都を歩く』(2014年)に刺激されたので、洛中洛外図のもう少し大きなものが見たかったので、京都文化博物館の図録が出てきたので、とりあえずは良しとす...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年本書は『上杉本洛中洛外図屏風』で描かれた戦国時代の洛中を上京と下京に、洛外を鴨川と北野に分けて史料をもとに辿ってみようという試みである。『上杉本洛中洛外図屏風』の制作年代は、お...
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『深層文化論序説』(1976)

上山春平『深層文化論序説』講談社学術文庫、1976年三つの論文からなる。1 深層文化論序説2 人間学の位置3 縄文の石笛上山春平が深層文化としての縄文文化への関心について『照葉樹林文化』(1969年)の序説に略述したと書いていたので、序説の...
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縄文ZINE 09 2018 WINTER

縄文ZINE 09 2018 WINTER甘夏書店さんでフリーペーパーをもらう。特集、勝坂46に目が止まった。勝坂式土器のユニークさでは、火焔土器に負けていない。スター・ウォーズを使った比喩は一読に値する。勝坂式土器についてはどこかで触れた...
書籍目録

2018年12月書籍往来

2018年12月書籍往来中尾佐助『花と木の文化史』(1986年)を読んでいて、そういえば『栽培植物と農耕の起源』(1966年)があったと思い出していた。古いので現在は、その後色々な発見やDNAの分析の発達などで訂正するところも出てくると思っ...
断片記憶

一冊の本を選ぶということ

無人島に持っていく一冊の本を何にするかという話は有名だが、あまり現実的ではない。しかし、避難所生活での必需品は何かという話をしていたら、本であるということになった。電化製品が使えないとなると暇を持て余すことになる。何を持っていくかを考えると...
東都手帖

東都手帖2019年01月【編集中】

2019年01月東都散歩のための私的な愉しみと記憶1月は正月休みがあるので、美術館や博物館に使える土日が少ない月だ。最近、絵巻物に関する本を読んであらためて絵巻物という表現形式に注目している。博物館に初もうでして長谷川等伯の国宝 松林図屏風...
四都手帖

四都手帖2019年01月【編集中】

2019年01月の私的な愉しみと記憶新年のことを書かないといけないのが、まるで家元の巻頭エッセイようで面白い。年の内に新年を書くのは何の意味があるかというと、普通は予定を立てるためだけれど、なんの予定なのだろう。過去に訪れた場所やイベントを...
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『信貴山縁起繪巻』(1957)

藤田經世、秋山光和『信貴山縁起繪巻』東京大学出版会、1957年、2011年第2版第2刷先頃、エルンスト・ハルニッシュフェガー、松本夏樹訳『バロックの神秘 タイナッハの教示画の世界像』(工作舎、1993年)について松本夏樹氏の話を聴いたという...
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『日蓮宗と戦国京都』(2013)

河内将芳『日蓮宗と戦国京都』淡交社、2013年河内将芳氏はどのような視点で『日蓮宗と戦国京都』を書いたのだろうか。今谷明氏の『天文法華一揆〜武装する町衆』(洋泉社MC新書、2009年)を読んでいるので山門と法華宗の対立を描く以上のことが期待...
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『国宝 信貴山縁起絵巻』(1999)その2

サントリー美術館編『国宝 信貴山縁起絵巻』サントリー美術館・信貴山朝護孫子寺、1999年さて、信貴山縁起絵巻と信貴山朝護孫子寺とはどのような関係にあるのか。鈴木凰永師(当時、信貴山真言宗管長・総本山朝護孫子寺第百丗二世法主)が「信貴山・朝護...
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『国宝 信貴山縁起絵巻』(1999)

サントリー美術館編『国宝 信貴山縁起絵巻』サントリー美術館・信貴山朝護孫子寺、1999年サントリー創業100周年記念展Ⅳ特別公開 国宝 信貴山縁起絵巻会期1999年9月14〜10月24日国宝 信貴山縁起絵巻はカラーの図録3冊と解説が箱に入っ...
ひととき

奈良その奥から 一「霞の奥」

奈良その奥から 一「霞の奥」岡本彰夫『ひととき』2018年11月号春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が「奈良その奥から」という連載を始められた。初回を読み返してタイトルの元となった歌をメモしておきます。幕末・明治の歌人、八田知紀が吉野山の桜を詠...
古都を旅する

飛鳥資料館

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」歴史作家の関裕二氏の4回目は「飛鳥資料館」でした。奈良文化財研究所飛鳥資料館には発掘された山田寺東回廊の一部が再現されています。本尊の仏頭は興福寺の国宝館で観ることができます。プラス1は「山田寺跡...
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『アール・デコの時代』(2005)

海野弘『アール・デコの時代』中公文庫、2005年アール・デコの時代の音楽を聴いて、本棚の中にアール・デコに関して3冊目があったことに気がついた。やはり、レファレンス図書はCDとまとめて置かないと、間違って買ってしまいかねない。記憶が役に立た...
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『宿所の変遷に見る 信長と京都』(2018)その2

河内将芳『宿所の変遷にみる 信長と京都』淡交社、2018年信長の京都の宿所を永禄十一年(1568年)から天正十年(1582年)まで日にちで追求した本である。太田牛一の『信長公記』などの二次資料を極力使わずに同時代の日記に基づき記述している。...
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『宿所の変遷にみる 信長と京都』(2018)

河内将芳『宿所の変遷にみる 信長と京都』淡交社、2018年河内将芳氏の本はニッチなので楽しい。おかげで、『信長が見た戦国京都』(2010年)、『日蓮宗と戦国京都』(2013年)、『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014年)などを買ったば...