古都を旅する

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京都市青少年科学センター

週刊新潮の「とっておき私の京都」西村和彦氏の2回目は「京都市青少年科学センター」だった。伏見区にあると言っても名神を越えたところなので、少しく不便だ。西村和彦氏は伏見区が学区なのでさすがに地元というセレクションだ。プラス1は「仁志むら亭」で...
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ぎをん萬葉軒

週刊新潮の「とっておき私の京都」西村和彦氏の1回目はフレンチの「ぎをん萬葉軒」だった。高校の同級生がシェフしているとのこと。戸を引いて二階に上がる。南側の建仁寺側の眺めは殺風景だ。四条麸屋町から祇園新橋そして祇園甲部歌舞練場前に移ってきて普...
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しのそのへ vol.5 京都府

『しのそのへ vol.5 京都府』を甘夏書店で買う。『しのそのへ』は市営施設探訪マガジン《市の園へ》ということだった。立松カナコさんといなばちえみさんの二人で作っている。京都府の市営施設の探訪は以下の4箇所である。京都市動物園(京都市)日本...
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二上山

週刊新潮の「とっておき私の奈良」山折哲雄氏の4回目は「二上山(にじょうざん)」だった。写真は田圃に座る山折氏の背景に近鉄大阪線の列車と二上山が見える。夕焼けの二上山が残したい光景という話がでたついでに、山折氏が塾頭を務めている『夕焼け京都塾...
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翁と筑紫舞・傀儡舞

月刊京都の2015年04月号の「霊性の京都」は先月号の三島由紀夫がいう日本には「伝承というものにメトデーが介在しない」を少し敷衍した上で、今一度提起されていた。今月号では傀儡舞が取り上げられた。能の「高砂」でワキが「抑々これは九州肥後の国、...
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長谷寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」山折哲雄氏の3回目は「長谷寺」だった。山折氏は登廊を此岸と彼岸を渡す「橋」と見立てた。観音浄土へ西国三十三所参りで訪れて本尊の十一面観音像の御足に触れたことを私も思い出した。和紙を介してだった。脇侍の記憶はな...
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太子道

週刊新潮の「とっておき私の奈良」山折哲雄氏の2回目は「太子道」だった。太子道(たいしみち)は法隆寺から明日香村まで全長20キロある。山の辺の道と違い整備されているとは言い難い。プラス1は「安墸町歴史民俗資料館」だった。太子道から少し外れるが...
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平城宮跡

週刊新潮の「とっておき私の奈良」山折哲雄氏の1回目は「平城宮跡」だった。「奈良の空は日本一」だという。青々と澄んだ空が高く奈良盆地を覆うさまを想像してみた。小野老朝臣が太宰府で詠んだ「あをによし寧楽の京師は咲く花の 薫ふがごとく今盛りなり」...
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赤膚焼大塩正人窯

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の島村菜津さんの4回目は「赤膚焼大塩正人窯」だった。赤膚焼は奈良の西ノ京の五条山の麓にある窯場である。島村さんは正人(まさんど)窯の器に一目惚れしたという。プラス1は「樫舎(かしや)」という和菓子屋である...
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清澄の里「粟」

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の島村菜津さんの3回目は「清澄の里「粟」(きよすみのさとあわ)」だった。奈良の伝統野菜を作って店で食べさせてくれる。しかも☆ひとつもらっている。まず、奈良ではどこで作っているか分からない野菜ではなく伝統野...