読書時間 『うひ山ふみ 鈴屋答問録』(1934)その3 村岡典嗣校訂『うひ山ふみ 鈴屋答問録』岩波文庫、1934年、1977年第18刷若松英輔氏がTwitterで『初比山踏(うひ山ふみ)』を読んで本居宣長の「詩歌を語る言葉に経験的に感じる何かがある」と呟いていた。そして『古事記』と『万葉集』を読... 2020.02.11 読書時間
読書時間 『読む京都』(2018) 入江敦彦『読む京都』本の雑誌社、2018年先週B&Bでトークイベントが始まる前に購入した。この本が出たため、ブログを「京都を読む」にすることを諦めた経緯がある。だから買っていなかったわけだが、気の迷いで買ってしまったのだ。もう京都本は買わな... 2020.02.10 読書時間
読書時間 『わたしのウェールズ、わたしの家』(2004) ジャン・モリス、北野寿美枝訳『わたしのウェールズ、わたしの家』早川書房、2004年A WRITHER'S HOUSE IN WALESby JAN MORRISNational Geographic Society, 2002巻末にC・W・... 2020.02.09 読書時間
散歩時間 玄武館・瑶池塾跡 神田お玉ヶ池の千葉周作の道場は玄武館といった。文政5年(1822年)に日本橋品川町に玄武館が創立されたが、神田お玉ヶ池(現在の千代田区神田東松下町23)に移った年は看板に説明がなかった。看板には玄武館・瑶池塾跡とある。立派な石碑(昭和32年... 2020.02.08 散歩時間
四都手帖 四都手帖2020年03月【編集中】 2020年03月の私的な愉しみと記憶弥生と書いて、春の実感がないのを感じる。千宗室氏は『ひととき」の巻頭エッセイで毎月、先々のことを載せているので、その想像力が羨ましくなる。春を味わうには花背の摘み草料理とお松明に限る。政府の要請で美術館・... 2020.02.07 四都手帖
東都手帖 東都手帖2020年03月【編集中】 2020年03月東都散歩のための私的な愉しみと記憶3月は弥生である。1月のときは、熱海まで足を伸ばせば、国宝「紅白梅図屏風」をMOAで2020年1月24日(金)〜3月17日(火)観られる。しばらく観ていないので、たまには観てみたいと書いたが... 2020.02.06 東都手帖
読書時間 『うひ山ふみ 鈴屋答問録』(1934)その2 村岡典嗣校訂『うひ山ふみ 鈴屋答問録』岩波文庫、1934年、1977年第18刷「うひ山ふみ」は本居宣長が寛政十年(1798)六十九歳の著と村岡典嗣が解説で書いている。宣長が「古學の概念とその研究法とについて説」いた彼の学問の入門ともいうべき... 2020.02.05 読書時間
読書時間 『うひ山ふみ 鈴屋答問録』(1934) 村岡典嗣校訂『うひ山ふみ 鈴屋答問録』岩波文庫、1934年、1977年第18刷「答問録」ついて村岡典嗣が解説で「就中、神道論に關する説など、他の諸著に述べられたところを、補い得べきものもある」と書いていた。子安宣邦先生が講義で本居宣長の神道... 2020.02.04 読書時間
散歩時間 山風にのって歌がきこえる 惣田紗希『山風にのって歌がきこえる 大槻三好と松枝のこと』タバブックス、2019年B&Bのトークイベントで太田市美術館・図書館で開催された展覧会『ことばをながめる、ことばとあるくーー詩と歌のある風景』に関係した惣田紗希さんと管啓次郎さんのお... 2020.02.03 散歩時間
読書時間 『閑板書國巡禮記』(1933)のお話 齋藤昌三『閑板書國巡禮記』書物展望社、1933年(編集済)去年の9月に預けてからLe Petit Parisen の石川さんの気紛れによる修復を経てしばらくぶりで手元に戻ってきた。これで見返しの遊びの破れを気にせずに読めるようになった。とい... 2020.02.02 読書時間