どうしても本を整理しないといけないときは、読んでない本を捨ててくださいと中村武生先生がつぶやいた。読んだ本を捨てると教養人として失格だとすると、勢いで買った本の多くは処分されるに違いない。内藤陳の『読まずに死ねるか!』に倣って「読まずに捨てるか!」
さて、今月は先々月と先月の購入分があるので、購入は控えめになった。この傾向で行きたい。読まずに処分するのは辛いが、好奇心を抑えるのはもっと辛い。
しかし、なぜ購入書籍でなく購入図書なのか。
【歴史】
倉本一宏『蘇我氏ーー古代豪族の興亡』中公新書、2015年
塩野七生『ギリシア人の物語Ⅰ 民主政のはじまり』新潮社、2015年
丸島和洋『真田四代と信繁』平凡社新書、2015年
吉村武彦『蘇我氏の古代』岩波新書、2015年
【思想】
井上洋二、山根道公編『井上洋二著作選集2 余白の旅』日本キリスト教団出版局、2015年
マックス・ウェーバー、大塚久雄訳『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫、1989年改訳、2015年第52刷
【知】
中谷内一也『信頼学の教室』講談社現代新書、2015年
明星聖子、納富信留『テクストとは何か 編集文献学入門』慶應大学出版会、2015年
山極寿一『京大式 おもしろい勉強法』朝日新書、2015年
【文学】
夏目漱石『明暗』岩波文庫、Kindle版、2015年
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