大吉原展を観る

散歩時間

展覧会も予定していないと過ぎ去ってしまう。もうフットワークも軽くないので思い立って行こうという気にはなれないでいる。

吉原は本で大まかのところは理解しているが、いざ説明しょうと思うとできない。上野の森まで足を運んでみることにした。

出展一覧はPDFになっていて紙はない。書き込みできないとメモも取る気にはならない。今回の展示は映像による説明が豊富である。原本を覗き込んでもわからないし、混み合うことを考えれば都合が良い。展示は浮世絵中心であるが、明治の洋画家や日本画家の画もあって吉原の歴史を感じる。

とても覚えきれないので図録を買って帰ることにした。

帰りに押上文庫さんに寄って、「大吉原展」を話題にすると、流石に辛口の亭主が、絵画については詳しいけれども、衣装とか少し残念ですという感想でした。 展示替えで見れませんでしたが、「白綸子地石畳将棋模様小袖」について、図録でみると角行の下はしみのようにしか見ませんが、細かい刺繍だったそうです。写真を二枚載せるのであれば、一枚は拡大して刺繍を見せてもよかったという話でした。見る人の目は怖いという話でした。

大吉原展

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