古都を旅する

雲林院

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家髙樹のぶ子氏の4回目は「雲林院」でした。遍昭を初住とする寺院でした。遍昭の子の素性法師を雲林院に訪ねる小野小町の話で髙橋のふ子氏の『小説小野小町 百夜』(日本経済新聞出版、2023年)を巡る旅...
散歩時間

猛暑の散歩

猛暑の中、買い物を済ませた帰りに日陰のない通りを歩いていて、ふと目に入った横丁にあるTrattoria La Cucinaさんを初訪する。テーブルが5つのこじんまりしたいイタリア料理店である。「楽知伊菜」の額が掲げてあった。洒落も効いている...
読書時間

『世界が広がる英文読解』(2023)

田中健一『世界が広がる英文読解』岩波ジュニア新書、2023年田中健一氏の本の対象がどこにあるのか、中学や高校で習う文法事項は、私の習った時代と異なるのであろうから、私は気にしていないというかどうでもよい。著者の主張は誰に対して発せられている...
書籍目録

2023年07月購入図書(その6)

文月の購入図書の終わり。(購入後記)田中健一氏のYouTubeはもう見なくなったけれども、参考書選びでは影響を受けている。本書は若い人向けなので、手にしてみることにした。【言語】田中健一『世界が広がる英文読解』岩波ジュニア新書、2023年
書籍目録

2023年07月購入図書(その5)

文月はkindleが値引をするので、気がつけばAmazonしている。物理的な本ではないので本棚を気にしないで買えるので心が痛まない。(購入後記)ギリシア・ローマ神話の本は買ってみたものの、読み通した記憶がない。今回のはどうなるのだろうか。【...
書籍目録

2023年07月購入古書

文月こそ納涼が必要だ。(購入後記)「景山民夫「遠い海から来たCOO」そして、ネス湖のモンスターたちへ2023」という蔵書票のタイトルがある。この長いタイトルの物語のプロローグに当たるのが「アイランド」という短編である。そして、ネス湖のモンス...
断片記憶

梅雨明け

2023年は7月22日に関東地方の梅雨が明けた。北陸、中部地方に遅れたことは珍しい。これは梅雨前線が日本列島の南に下がっているためである。通常は前線が上がって梅雨明けになるパターンである。蝉はすでに鳴いているので、気象庁の判断が慎重にされた...
ひととき

166「胡瓜」千宗室

2023年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「胡瓜」というタイトルでした。家元が好む夏の胡瓜の食べ方を2つ紹介した後、暑さ凌ぎの話になります。もう、ジョギングをするのを諦めたようです。この「ひととき」の連載もすでに...
古都を旅する

神泉苑

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家髙樹のぶ子氏の3回目は「神泉苑」でした。祈雨修法(きうずほう)が行われた地として有名ですが、伝説では小野小町が雨乞いの歌を二首奉納したとか。今回も小野小町です。プラス1は小野小町雙紙洗水遺跡で...
断片記憶

夕暮れ時

昼の暑さにぐったりしても、陽が西に傾き、風が出てくれば、少し涼しさを感じて、また、飲みたくなるというものだ。こんな小橋の上から東京スカイツリーが見えた。こちら側にくることはないのだが、気晴らしとはそういうものかも知れない。風吹けば 川面に映...