2023-03

ひととき

162「昼下がりの妖怪」千宗室

2023年4月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「昼下がりの妖怪」というタイトルでした。家元が散歩で天神さん辺りまで行く話はよく書いていました。どうやら餅菓子屋がお目当てのようでしたが、生憎休みだったようです。それで、...
散歩時間

柴又から宝町へ

柴又のAtelier 485 Tokyoで小林小百合展を見る。和紙に印刷された銅版画が額装しないままに壁に飾ってあったので、表具の話を小百合さんとしながら、掛け軸に見立てて眺めてみた。宝町のギャラリー オル・テールへの階段を降りて行くと宮島...
書籍目録

2023年03月購入図書(その3)

3月弥生も桜が咲いた。桜が咲くと決まって天気は悪くなる。東京の開花宣言の翌日は夜から雨となった。(購入後記)バジョットを原書購読で読んだのは50年近く前だったので、何故か懐かしくなって購入した。上下からなるが、上巻だけで終わるかもしれない。...
読書時間

『つくられた暴君と明君』(1984)

布目潮渢『つくられた暴君と明君 隋の煬帝と唐の太宗』清水新書、1984年谷沢永一の『いつ何を読むか』KKロングセラーズ、2006年をパラパラと読み直していて引っかかった。中務哲郎・大西英之『ギリシア人ローマ人のことば』(岩波ジュニア新書、1...
古都を旅する

ノンバーバルシアター『ギア-GEAR-』

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」画家の赤松玉女氏の2回目は「ノンバーバルシアター『ギア-GEAR-』」でした。三条御幸町にある武田五一設計の1928ビルの3階にあります。このレトロなビルにはまだ足を踏み入れたことがありません。プ...
書籍目録

2023年3月購入古書(その2)

3月半ばになって読んでない本を差し置いて本を買うのはストレスだと思う。(購入後記)谷沢永一の本を読んでいて、この手の本が手元にないのは残念なので、Amazonしてみた。『貞観政要』などを読んでいると太宗は出来過ぎにような気がしている。【歴史...
読書時間

隙間時間の本

BASS AARTS,ENGLISH GRAMMAR : All You Need to Know, Oxford  University Press,2020,kindleunlimitedOxford Modern English Gr...
読書時間

『木綿以前の事』(2013)

柳田国男『木綿以前の事』青空文庫、2013年、kindle版何でもそうであるけれど、あると思っていたものを探して見つからないことで勘違いしていたことが分かる。本との付き合いが長くない若者にはそんなことはないだろうが、いたずらに馬齢を重ねると...
書籍目録

2023年03月購入図書(その2)

3月弥生も中旬に入ると桜の開花が迫ってくる。今年は東京の開花が3月16日(2022年は3月20日)なので花見も早い。(購入後記)柳田國男なのでカテゴリは民俗学が適当なのかもしれないが、この寄せ集めものは女性をテーマにしたものが多い。歴史で括...
断片記憶

何を知りたいのか(絵画編)

5W1Hで知る絵画とは何か。絵画についての知識はどのように自分の中で構成されてるのか、されていないのか。考えてみれば、カテゴリ論によると、意味の数だけ世界があることになる。文節化し始めればどこまでも文節化できるが、意味として同じカテゴリに入...