2019-12

断片記憶

堀部政男情報法研究会 第2期第1回シンポジウム

昨日は「堀部政男情報法研究会 第2期第1回シンポジウム」で1日を過ごした。堀部政男情報法研究会は2010年から2013年まで開催された。堀部先生が2014年1月1日より特定情報保護委員会委員長になられて、2018年12月31日個人情報保護委...
読書時間

『雛を包む』(2006)その2

有吉玉青『雛を包む』平凡社、2006年 最後に「初釜」というエッセイがある。初釜で毎年同じお軸だと言ったり、同じ茶道具だと愛でたりしてたわいもなく喜ぶ人々が活写される。しかし、そのメンバーの中からが一人欠けた初釜では、年々再々が喜びであるこ...
四都手帖

四都手帖2020年01月【編集中】

2020年01月の私的な愉しみと記憶 正月の予定を考えるより、新年の計画を考えた方が良いかもしれない。計画があって、予定を入れるのか。予定を調べてから計画をするのか。 【古都】 開館記念 福美コレクション展 福田美術館 2019年10月1日...
東都手帖

東都手帖2020年01月【編集中】

2020年01月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 新年である。生活が変わる年になる。 「日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念 ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵 ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの...
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『論理トレーニング 101題』(2001)をしてみる

野矢茂樹『論理トレーニング 101題』産業図書株式会社、2001年、2014年第41刷 書誌情報 『論理トレーニング』(1997年)の続編である。教科書に対して問題集というわけである。教科書と違い独習にも配慮して解答が付いている。 メモをし...
断片記憶

RIP SHIRO SHIRAHATA

白籏史朗氏が亡くなられた。2019年11月30日と新聞に書いてあった。山岳写真を撮る人に知らない人がいないくらい有名だった。さて、私は何を気に入っていたのだろうか。雑誌によく載っていたと思うが、山と渓谷、岳人、そして岩と雪を処分していたので...
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『なぜ歴史を学ぶのか』(2019)

リン・ハント、長谷川貴彦訳『なぜ歴史を学ぶのか』岩波書店、2019年 日経新聞の書評(2019時11月30日)を見て、このテーマの今日的意義を確認するために購入した。E. H. カー、清水幾太郎訳『歴史とは何か』(1962年、2018年第8...
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『上海』(1942)

殿木圭一『上海』岩波新書、1942年、2019年第3刷 2019/11/27 東京堂書店 本書の原稿が書店へ渡されたのが1941年12月6日と後書きに書いてあった。米英に宣戦布告する2日前である。「中国の半封建的半植民地的地位からの脱却は、...
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『雛を包む』(2006)で書かれた京都

有吉玉青『雛を包む』平凡社、2006年 有吉玉青(たまお)氏のエッセイは母佐和子のことを綴ったものという印象があったが、これは茶席の話が多かった。私はお茶はやらないし、絵画や道具にも目が悪くなってから興味を持てなくなった。 それでもページを...
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『ヨーロッパ戦後史 上』(2008)その2

トニー・ジャット、森本醇訳『ヨーロッパ戦後史 上』みすず書房、2008年 書誌情報 POSTWAR A Hgstory of Europe Since 1945 by Tony Judt William Heinemann 2005 前に読...